久々「ポーチ・ピッコロ」登場です。やはり冠婚葬祭で使う事を最前提に考えてデザインしたポーチなだけにシュランケンカーフの黒が断トツ売れる。なのでシュランケンカーフの黒は多めに作るのですが、それでも最初に売り切れるのはシュランケンの黒でしょうね。
まず紹介するのがクロコのポーチピッコロ。ナイルクロコダイル30cm前後幅一枚でピッコロ1個取れます。なので本体綺麗なシンメトリー。ナイルクロコは気性が荒くて傷がオーストラリア界隈のポロサスクロコより多いと言われておりますますが、実際に作っているタンナーさんに行き何十枚もチェックして綺麗な個体を選別してきたので大丈夫です。
今回は黒とダークブラウンの2色各2個。最大取引先の南青山のCIRCLEさんと各色1本ずつの販売。税込220,000円。
そしてエレファントも今回加えました。今回のエレファントはあの独特の腑がくっきりした個体が多く出来ました。哺乳類革最強強度のエレファントの魅力をお楽しみください。税込90,200円。
ブッテーロ革ではキャメル、グリーン、ブルーで作りました。キャメルはいつものようにバレクストラ風?にグリーンステッチ、内装もグリーンのブッテーロ。ブルーは少し血筋が目立つ個体が今回は多いかな。革のエージング楽しみたいならブッテーロ素材のピッコロ、ただし擦り傷等は相当気を遣っても出ますよ。税込38,500円。
そしてシュランケンカーフはアントラジス、オリーブ、黒で。ポーチ・ピッコロではこのシュランケンカーフタイプが擦り傷等気にしなくて使えるので人気一番革。税込40,700円。
前回製作分でまだあるのは
クリスペルカーフのネイビーと黒。紳士な雰囲気漂うクリスペルカーフ。一般的にこのタイプの革の総称で言われている靴でよく使うボックスカーフにもう一加工加えた生後6ヶ月でなくて4ヶ月革。税込50,600円。
デンマークカーフのマルーンとネイビー。デンマークでクロームの初期なめしであるウエットブルーで日本に輸入したカーフを、私が持っている20世紀まではあったイタリアのフラスキー二社が作っていたねっとりイタリアンカーフを見本に技術力抜群の日本のタンナーにお願いして生まれたのがこの革。私は大大好きな革なのですがル・ボナーの定番革の中ではイマイチ人気薄。クローム革ですがオイリーなのでエージング楽しめて良い革だと断言出来るのだけどなぁー。税込38,500円。
そして日本の伝統なめし技法と本漆が融合した工芸革「黒桟革」。税込48,300円。
ピッコロは出来上がりましたが、化粧箱が盆明け到着の為、発送は暫くお待ちくださいませ。宜しくお願いいたします。
「松本さん
ご無沙汰しております。
ポーチピッコロ シュランケンカーフの「アントラジス」は、まだ在庫があれば
1つお願いしたのですが。
板垣