ル・ボナーの「学手風ブリーフ」が量産で製作がかなって価格抑えて完成しました。今回もう入手困難なシルバーカラーの三連錠前タイプで持ってる10個全部使ってとブラスのイギリス的な丸錠前の2タイプ4色で作りました。決して使い勝手の良い鞄ではありませんが、これぞダンディズム的な風情の鞄です。税込み18,7000円での販売です。
もう手に入らない錠前だからなのか、多くの予約で3連錠前タイプはこの黒のB品個体一点のみ。来店されてその部分が気にならいないのであればお安く購入できますよ。
では丸錠前タイプ4色紹介。
真鍮無垢の錠前の黒、内装のピッグシルキーは赤使いました。
ネイビーはブルーステッチがル・ボナー流。内装もブルー
茶(キャメル)はバレクストラ的にグリーンステッチです。内装もグリーン。
加えてワインでも作りました。内装はワイレッドのピッグシルキー。
芯材を極力使わないでしなる感じを大事にしています。太ダレスは変形防ぐ為に中しきり2枚と前後の底が4点で支えられるようにパターン工夫していますが、学手風ブリーフの場合ベルトで包むのでその工夫はしない方が使い込んだ時外コバの内への曲がりが味わい増します。
ベルトを通す下駄ループがル・ボナー学手風の最大の特徴。これが量産を阻んだ最大の原因でした。でもこれやらないとル・ボナーが学手作る甲斐がない、これする事で本体のガード具合が全然違う。加えて裏表ブッテーロの2枚斜め漉き合わせのベルトが良い感じ。
ル・ボナーの「学手風ブリーフケース」復活登場です。
(追伸)
早速茶の3連錠前をご予約されていたお客様が引き取りに来られたのですが、茶の真鍮無垢丸錠前タイプと悩まれそちらと交換購入されました。その為茶はこの3連錠前タイプが店頭に並ぶ事になりました。どうぞ早いもの勝ちですよ〜
購入いたしましたが、革の質感や作りの良さなど、最高です。
これで20万円以下というのは破格の値段だと思います。
量産型?というデメリットは何も感じませんでした。
ありがとうございました。