自分で使いたくて作ってみたら、これ良いじゃない?と製品化する事に。桐箱に斜め手縫いで革を縫い付けて内側モンブラン149やペリカンM1000のビックサイズ万年筆が10本収まるハードケース。木箱に革を張り込むのでペンアタッシェなのだけど、あえてペントランクと呼びたい。何故って?トランクと言った方がノスタルジックじゃないですか。そして「MOLTE PENNE(モルテペンネ)」(イタリア語でペンがいっぱい)と名前も付けました。大事な万年筆を入れて宝箱を開けるワクワク感を感じて頂けたらと思っています。
これは自分で使うサンプル?の内側で、ビックサイズ万年筆5本分けとミドルサイズ万年筆6本分けで作っています。桐箱使っているので軽いです。桐箱は輪島の桐箱専門工場で作ってもらいました。
今回この「モルテペンネ」をサンプル製作という名目で自分用に作っている時はホイホイ楽しく作れたのですが、神戸元町のPen and message.さん限定製品として自分でまとめ作りするのは65歳になった老職人は四苦八苦しました。という事でファーストロットのみ私で、次ロットからカンダミサコさんに引き継ぎ 企画ル・ボナー製作カンダミサコのP&M限定品となります。私が作るよりはるかに綺麗な「モルテペンネ」になるはずです。
筆記具好きの皆様、ル・ボナー来店時には私が使用しているモルテペンネを見せびらかしますので、興味を感じた方は神戸元町のPen and messageさんでご購入ください。神戸化計画進行中〜
玉手箱。
万年筆初心者は好きな万年筆でいっぱいにしたいと万年筆沼に堕ち、いっぱい持っている人は革や色に合わせて万年筆をいっぱいにしたいと増殖させてしまう玉手箱。