ル・ボナーの一日

Flathorityの「コードバン財布」店頭に〜

2020年12月27日

猪瀬さんのFlathority(フラソリティー)ブランドのコードバンの財布3点が、お客様からのご要望多く有りル・ボナーのお店に並びました。現在ル・ボナーの財布は残心シリーズをメインアイテムと考えていて、昔作っていたオーソゾックスなメンズの折財布や長財布は作っていません。その部分をカンダミサコさんのクリペルカーフ使った財布とフラソリティーのコードバン財布にカバーしてもらっています。今回からフラソリティーのコードバン財布は国産コードバンとホーイン社のシェルコードバンの2種類のコードバンでの登場です。

まずはコンパクトな三つ折り財布からご紹介〜

長野の宮内産業さんが作る水染めコードバンはネイビー、黒、ブルー、キャメルの4色、税込み33,000円。

ホーイン社のシェルコードバンはワインとネイビー、税込み38,500円。

コインケースはボックスタイプの見やすいタイプ

カード収納部分は内側にも作って計5箇所。

3つ折りの財布が欲しいとというご要望がこの処何故か多くあります。

次は二つ折り財布

宮内産業さんの水染めコードバンはキャメル、ブルー、黒、税込み33,000円

ホーイン社のシェルコードバンの方は黒、ネイビー、ワイン、税込み38,500円。

二つ折り財布もコインケースは三つ折りと同じボックスタイプ。カードケース4段で、その後ろにポケット。コインケース後ろにも2つのポケット。加えてお札収納部分も仕切りが有りお札の種類を分けて入れられます。

つぎに長財布〜

国産水染めコードバンはキャメル、ブルー、黒、税込み40,700円。ちょっと色が実際と違ってとれたかな?

シェルコードバンはワインと黒で税込み49,500円。

これはもう仕切りだらけです。コインケースはファスナータイプ。

内装革は国産ヘビタンのヌメ統一です。内外どちらの革も扱い次第で良くも悪くも大きく変化します、使われるお客様次第。

コードバンという革はお好きな方は本当に特別な思い入れを持たれてますよね?この革は馬のお尻部分の表革を削った部分にある緻密なトコ革部分をプールアップ(磨き上げ)して銀面(表革)を作り直した革で、一般的にメガネと呼ぶ丸い部分が2つ繋がった形の革です。なので注意してください、つなぎの無いコードバンで作ったベルトはまず存在しません。もしコードバン一枚通しベルトとして販売していたとしたら、それはコードバン層は前後だけで、最も負担がかかる腰後ろ部分は強度の無い馬のトコ革部分となります。コードバンという革自体は大変丈夫です、ただやはり元々銀面ではなくトコ部分なので起毛が起きる事があります。手で触ってなめらかに感じられる方向にブラッシングするのがお手入れのコツです。

皆様新年の春財布にこのコードバン財布はいかがですか?

Le Bonheur (09:49) | コメント(4)

Comments

  1. Cas より:

    もうル・ボナーの長財布は作られていないのですね…残念です
    近くシュランケンカーフかクリスペルカーフの黒色ラウンドジップを購入したいと考えているのですが、在庫はありますか?
    また、引手の革のデザインがLジップのもののほうが好みなのですが、付け替えの注文はできますか?
    よろしくお願い致します

    • Le Bonheur より:

      シュランケンもクリスペルも黒ございます。
      ラウンドとL字の引手の革形状はそんなには違わないと思うのですが。

  2. Y. S より:

    こんにちは。

    プロの方に率直にお聞きしたいのですが、宮内産業さんのコードバンのクオリティはいかがでしょうか?

    国産コードバンというと新喜皮革さんがパッと思い付くのですが、宮内産業さんのコードバンも気になっております。

    お忙しい中申し訳ありませんが、ご返答頂けたら幸いです。

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