ル・ボナーの一日

ナポリオヤジに憧れて〜

2020年05月21日

今日はあの超高級イタリアンスーツ「TIE YOUR TIE」羽織っております。私が誂えるなんて事はありません。親しくしているオシャレな友人が大病患い細くなってもうブカブカで、着れる体型には二度となってはいけないので譲ると言われ超高級イタリアンスーツあわせて4着私の元へ。羽織ってみると私にジャストサイズではありませんか。ただ22cm幅のトラウザーズは私の標榜する?ナポリオヤジ的には広過ぎるので今回裾上げ(股下から67cm短足です)ついでに幅を18cmまでスリム化決行〜そしてスリム化後初の上下タイユアタイ。

いやぁ〜これは良い。

靴は今は職替えして元町阪神地下街でバーを営む御仁が、昔大阪の独立系靴職人に作ってもらってテーラーで委託販売していたけど全然売れなくて、10年ほど前に在庫全部ル・ボナーで顧客相手に破格の5,000円で個人販売した伝説?の「ハチカメシューズ」。入手したル・ボナーの顧客たちは今でもあの靴の履き心地の良さを懐かしんでいるあの靴だ。私はこのブルーと形違いで黒が有りまだ現役。

そしてボンジョルノはコロナの自粛期間が始まったころから毎日顎髭と残り少なくなった頭髪を剃っております。私は2006年ワールドカップでイタリアが優勝した時のキャプテンのファビオ・カンナヴァーロ(身長私と同じぐらい)が頭をツルツルにしているのを見た時から後生大事にしていた残り少ない頭髪を2mmにフィリップスの電動バリカンで揃えるようになったが、禅宗のお坊さんのようにツルツル剃るというのは抵抗があった。でも「汚い」のハミのお言葉に従って鼻下だけを残して毎日安全カミソリで剃ることに。毎日のお風呂はその為長くなり水道代も増えたはず。

一昔前、初めてル・ボナーに来店されたマダムが、奥で仕事する私を見て「作っている職人さんはイタリア人?」と接客するハミに問うたのは嘘偽りない真実です、本当です。あの時から私はイタリアが好きになり、ハンドルネームもボンジョルノ松本とした。2年前のちょうど今頃念願のナポリに初めて行った。ナポリを見て死なないけど驚いた。本当にファッション雑誌の「LEON」に出てくるようなオヤジが馬鹿馬鹿しいほど居る居るビックリ。私はその馬鹿馬鹿しい仲間に加わりたい、加わるなら頭髪は無い方がいいはず。

Le Bonheur (11:13) | コメント(0)

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