ライカM9はカタログ見ながら高嶺の花だと感じていた。こんな高価なデジカメを買う人ってどんな人なのだろうと思っていた。そしたらお客様で居たぁ〜。まだ若くて普通?な人。趣味はこれだけだからと、ローン組んで入手したそうな。
私も恐る恐る操作してみました。持った時の質感は銀塩ライカ時代と同じ重さと感触。操作感もそのまま同じで、まるで私の持っている55年前製造のM3と露出が自動以外変わらない。デジカメである事を忘れてしまう頑固さ持ったライカスピリット。デジカメである事を唯一思い起こさせてくれる液晶画面が逆方向に凄い。液晶画面が無くていいけれどついでに付けてるのかと思ってしまうほど鮮明でなく確認しずらい。その事すら許されるライカの威光。ライカの魅力はデジカメのM9においても健在だ。究極のアナログチックなデジタルカメラ。なのでカメラ初心者の私にはまだまだ多くの困難感じて遠慮しておきます。
そのライカM9で撮ってもらったボンジョルノ。
レンズは私の持っている90ミリF2ズミクロン。
それから数時間後、私をカメラ趣味に導き入れた張本人の福岡のYさんが久々来店された。アナログ銀塩カメラ一筋、ハッセルブラッド何台かを駆使して光の不思議をフィルムに写し取るYさん。そんなYさんが普段持ち歩くための中判カメラと屁理屈考えて入手したカメラがこのローライの2眼レフカメラ。これもまた造形的に素敵過ぎます。しかしハッセル以上に街中で撮っていると目立ちます。
カメラ趣味も多種多様。それを垣根越しに見ているボンジョルノ。乗せられてはいけないと自分に言い聞かせつつ。
でも思った。普段いつも持ち歩いているこのEOS50Dで撮るのが今は1番楽しい。それもこの50ミリF1,4装着して。それで充分ではありませんかと自分に言い聞かせながら、カメラへの興味は尽きない。
常連客F氏がEOS50Dに85ミリF1,4装着して撮った
「仕事する職人ボンジョルノ」。
85ミリF1.4というのは,プラナーですね。ライカM9は,重厚感がありデジカメとは思えないですね。フルサイズセンサーで価格もフルサイズといったところでしょうか。ライカにはライカにしかない世界がありますね。ハッセル,ローライも緻密な描写で,風景なんて最高ですね。スナップが主なら35ミリで機動性を生かしたいところです。EOSでいきましょう。レザーストラップは,大人の持ち物として凄くいいですね。
Re: ボンジョルノより
85ミリF1、4は韓国製の販売価格3万円以下の驚き
の価格のレンズです。このレンズ面白いので是非。
レザーストラップだけではなくて、ボディーもバッファロー革に張り替えております。外観私仕様で愛着感じております。