ル・ボナーの一日
M住職の懺悔?(前)
2007年05月08日
M住職は高野山で厳しい修行をしたお坊さんで、非常に魅力的なお人です。
私がお陀仏する時は、是非M住職の念仏であの世に送っていただきたいと思っております。
そんなM住職はアンティークなモノ好きです。特に車と時計に対しては物欲まっしぐら。
車は一時6台ほどを所有し、時計のコレクションは相当高価なモノを多数持っておられます。
一時物欲地獄を経験したM住職は、仏教の極意中庸を悟り、ほどほどが肝心という境地に解脱されたのであります。
そしてM住職は現在自分の所有するお宝を順次処分されておられるのであります。
私もその手助けをさせていただこうと、処分する品を一部私のブログで紹介することにしました。
まずは1970年式フォルクスワーゲンタイプ1アンティーク仕様。
私が調子の悪いビーちゃんに困り果てていた時、名整備士古川さんをを紹介していただいたのがM住職で、その古川さんが組み上げたビートルです。古川さんは現在整備士の仕事を引退して、四国にお遍路に行っています。徒歩で本気で回っております。帰ってきたらやる気が復活し、趣味程度でいいので私たちの古い車の面倒をまた見ようと思っていただければ有難いのだけれど。
エクステリアとインテリアは6ボルト風でいい感じ。エンジンは1800ccにボアアップしてツインキャブレターに改造していて、パーワーのあるビートルに仕上がっています。
古川さんが組み上げ面倒をみてきた車なので安心してワーゲンライフを楽しむことができます。車検切れで70万。面白いですよぉ~。
もう一台、3台のミニの部品を古川さんが合体させた1000ccのミニです。この車の詳細は分からないのだけれど、一時的に私が所有する破目になりそうであります。私にとって古川さんが組上げた車は特別で、その気持はハミも同様なのであります。それと私は近い将来ビーちゃんとアルファ145の2台を維持所有する計画があるので、その前に2台を維持する既成事実を作っておきたいという思惑も絡み合って、一時的ではありますが私の手元に置くことになりそうです。いつでも欲しいと思っている人が登場すれば譲ろうと思っていますが、ビーちゃんと同じようにペット化してしまいそうで怖い。
後編は時計を紹介します。
M住職は車や時計たちを売ったお金で、1970年式ビートルの写真の奥の屋根付き車庫にこっそり見えるポルシェ356カブリオレの再レストア資金に投入するそうであります。本当に物欲から解脱したかは疑問でありますが、愛情が集中投入されるポルシェは幸せモノで~す。
Le Bonheur (08:02) | コメント(0)
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