ル・ボナーの一日

ボンジョルノの11月の万年筆と時計とetc

2014年11月01日

毎月初め、その一ヶ月の間に主に使うようにしている万年筆と時計をFacebookに登場させていた。これは同じ歳でモノ好きの親しいお客様のK先生がFacebook上で始めていて、これは面白いではないですかと私も始めたのが半年前。K先生とは違ってモノ好きでもそんなに資金を投入する事が出来ない私ですが、ささやかな品たちではありますが1年分は紹介するぐらいは持っている事に気づいた。万年筆に至ってはもっと持っている。いっそFacebookではなくてこのブログで月初に登場させる事にしましたのです。

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万年筆はパイロットのカスタム823。世界で最も技術力のある万年筆ブランドはパイロットだと私は思っている。その中でもこのカスタム823のプランジャー吸入機構はすごい。私は書く度にこの豊かなインク容量に感動する。ただこのブランドは90年代のキャップレスは素晴らしいと思うけれど、エクステリアデザインにはまるで興味を持っていないのではないかと思う程、魅力的なデザインの製品が少ないとも私は凄く感じている。特にこの823の間延びしたモンブランもどきのデザインは好きではない。スケルトンのキャップがインクで汚れたのをきっかけに一本は革巻きしちゃいました。私の短い筆記具革巻き趣味の歴史の中で最高傑作がこれ。これを見てカスタム823だと気づく人はまずいない変身ぶり。グリップ感も良くなって書いていて楽しさ倍増。

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時計はSTOWAのアンテア。時計に興味を持ち始めて最初に入手したドイツ時計。バウハウス的デザインが爽やかで今でも大好きな時計。今マイブームのNATOベルトを付けて今日から一ヶ月メインで付けてます。

よく考えたら他にも1年以上は毎月違う品を紹介出来るジャンルがあった。だから今月からレンズと帽子も。

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現在最も強い興味を持っているのがレンズ。レンズ沼は底なし沼。そのきっかけがこの少し前の現行品より重いキヤノンEF50mmF1.4.。カメラに興味を持ち始めてからの海外旅行には必ず同伴した。潤いのあるボケ味が愛おしい。2度も私の不注意で落下破損したが修理して甦った。プロカメラマンの人が、このレンズはズミルックス50mm以上の絵を描く時があるんですよねと言われて増々愛着感じたレンズ。

今日カメラ好きの親しいお客様が来店し、現行のズミルックス50mmを半額以下で譲っても良いよと。中古でも値が下がらないカメラ好き垂涎のレンズです。ハミの居る前で言っちゃあいけません。いっぱいレンズはあるのでいらないも〜んと言うしかないじゃないですか。

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帽子もハゲおやじの必需品と言いながら増えた。2日に一度以上は「帽子も売っているのですか」と来店される方がおられる。その度に「いいえ、これは私物です」と言わないといけない。他の身の回り品の方が多いのに、帽子は目立つみたい。決して高価な帽子は買っていない。ボルサリーノは一つだけ。このボウラーハットもファーフェルトでなくてウールフェルトのカジュアルなボウラー。それに革のテープを巻いてトップをつまんでボンジョルノ風に。冬場は上着を一枚多く羽織るより、この帽子をかぶる方が暖かい。

11月のボンジョルノの万年筆と時計とレンズと帽子でした。

Le Bonheur (21:23) | コメント(0)

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