ル・ボナーの一日

青砥の名人2006年09月09日

丁寧なコバ処理。顔料仕上げ(上)と染料仕上げ(下)。丁寧な処理をしたモノだと違いを見極めるのは素人の方では難しいと思います。 私たちのように小ロットでカバンを作る職人は独立系の職人かサンプルを専門にしている職人ぐらいで、 […]

ハミの贅沢な裁断2006年07月10日

ハミが裁断するとこうなります。真ん中の綺麗な場所から裁断を始め、周りを多く残します。こんな裁断方法が許されるのはエルメスぐらいです。取り都合から考えれば最悪ですが、出来上がった鞄の行く末を考えるとベストな裁断方法です。 […]

手縫いの馬蹄型小銭入れ2006年06月09日

手縫いのオーダーをする前には、手縫いの感覚を取り戻すために、試運転的にこの馬蹄型小銭入れを作ります。手縫いはリズムが必要で、時々しかしない私には試運転が必要なのです。 鞄や小物の手縫いは、スーツや靴と違って見せる手縫いで […]

エルメスのバーキン2006年06月04日

ル・ボナーのお客様のお持ちのエルメスの大きなバーキン。素材は、成牛をシュリンク加工したデュ、プイ社のラグーンブルでした。エルメスではトリオン・クレマンスという名称の革で、大きな鞄を作る時に良く使われている革です。 エルメ […]

若き鞄職人たちの明日2006年05月28日

http://www.flathority.com/about.htm 猪瀬さんは三代つづく老舗の鞄メーカーです。 ル・ボナーは通販の仕事でお世話になり、2年近くお付き合いをさせてもらっています。 東京出張の時は、必ずと […]

独立系鞄職人、バゲラ・高田夫妻2006年03月07日

http://www.bagera.jp/ 先週、バゲラというブランド名で、神戸の垂水で、オーダーメイドで鞄を作っていられる高田夫妻が娘さんを連れて、ル・ボナーに来てくださいました。 作られたものを何点か見せてもらいまし […]

鞄作りのプロを養成する学校2006年02月09日

渋谷にあるヒコ、みずのという専門学校の方がこられました。 いよいよ来年からバッグメーカーコースという鞄作りのプロを養成するコースを始められるそうです。今まで文化服装学院しか、しっかりとした鞄関係のコースを持った学校がなか […]

旅に誘う鞄2006年02月07日

海を見ていると、海外行きたい病がでてきます。どこよりイタリアに行きたい。アドリア海を見てみたい。一週間、目をつぶっていれば行くのは簡単なことなのだけれど、目の前の仕事が気になって行けないでいます。誰か押してくれる人いない […]

大正時代の鞄カタログ2006年02月04日

大正時代の鞄のカタログが20年ぶりに私の元に帰ってきました。 このカタログは、鞄問屋の青木が創業100年を記念して、昔のカタログを復刻したものです。渋谷のフジイさんに20年ほど前にお貸していて、お互いそれを忘れていて、フ […]

独立系鞄職人の独り言(1)2006年01月08日

この機械は革のコバ(切り口)を磨く時に使うバフ機です。この機械を使うことでコバ処理が数段楽になります。値段は2万円ちょっとです。それでもコバを処理するのは鞄作りの中で多くの時間を使うのでもっとスムーズにこの作業が出来ない […]

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