ル・ボナーの一日

棒屋根ボストンバッグ2006年03月02日

昨日雨の中、九州から来ていただいたお客様がこのボストンバッグを買ってくださいました。 私にとって特別思いいれの強いデザインの鞄です。ル・ボナーを代表する鞄でもあります。 このタイプの鞄の名前は、日本では棒屋根鞄といい、イ […]

ペリンガーのボックスカーフ2006年02月25日

今回の東京出張で最も楽しみにしていたのが、革屋の常務が世界一のボックスカーフと豪語していたドイツ、ペリンガーのボックスカーフを見て触って、良ければ買うことでした。 ボックスカーフといえば、誰もがドイツのカールフロインベル […]

東京出張2006年02月17日

15,16日と久ぶりの東京です。 新幹線の車窓から富士山が見えると、充実した出張を感じてしまいます。 のぞみの車内の棚には、出張の人たちのナイロン製の黒の出張用鞄ばかりが見えます。 この棚に、ル・ボナーのビジーが一緒に並 […]

鞄作りの年月と共に増える道具たち2006年02月14日

写真の道具は、革を裁断した後、革に穴を開ける道具たちです。 ハンマーでたたく部分が丸いものは既製品で売っているのでそんなに高いものではないのだけれど、 四角いのは鍛冶屋さんで作った特注品なので結構します。だいたい2,3万 […]

ル・ボナーの日曜日2006年02月12日

日本の多くの人が休日の日は、ル・ボナーにも多くのお客さんが来店されます。 遠方からわざわざ来てくださった人、いつも時間があれば顔を出してくれる常連さん。 そんなお客さんたちに支えられて13年間この場所でやってこれました。 […]

独立系鞄職人の独り言(2)2006年02月02日

久しぶりに総手縫いの鞄を作り始めています。 鞄の手縫いは、靴やスーツと違って見せる手縫いなので、作り手の個性がでてしまいます。一目一目気を使って、それでいてリズミカルに縫ってゆきます。 手縫いは経済的なことを考えなければ […]

オリジナル金具2006年01月29日

鞄を作る時金具類で悩まされます。独立系鞄職人の場合、資金力がないひとが多いので特に制約を受けやすいのです。既成のカバン用の金具の多くがダイキャストにメッキをしたものが多く、鞄好きの好む真鍮を使った金具は少ないのです。 バ […]

修理2006年01月20日

内縫いの鞄の場合、玉ぶちというものを間に入れて縫います。 内縫いする時のガードの役目をするのでプラスティックの芯に薄く漉いた革を巻いて作ります。 カドのところでその玉ぶちの革が擦り切れてプラスティック芯がでてくることがあ […]

娘のショルダーバッグ2006年01月15日

娘のために、ハミが作ったショルダーバッグです。 ル、ボナーでは売っていませんが、私は結構気に入っています。 自由で、軽やかでいいのです。 私もハミも、量産したときの、革の表情の悪いバッグとかは使うのですが、自分のために作 […]

シャーク革での特注鞄2006年01月11日

今、シャーク革とフラスキーニのカーフのコンビでブリーフケースを作り始めてます。 年に一度注文の鞄が出来上がると来て、次の注文をしてゆくお客さんで、年に一個ずつそのお客さんに毎年作っています。ほんとは12月完成予定だったの […]

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