ル・ボナーの一日

ブッテーロという革2005年11月26日

ブッテーロという革は、イタリアのワルピエという家内工業に近い小さなタンナーが作っているタンニンなめしの革です。有名なブランドではエトロ、トッズなどが使ってます。 革の部位はショルダーを使ってます。ヨーロッパの革はステア( […]

ダレスを製作中2005年11月23日

ダレスももう少しで完成ですが、並行して他の鞄も作っているので大忙しです。 今,ワクと本体をつなぐ部分の手縫いをしていますが、手縫いはいつもながら時間を消費します。 8個作って4個はお店に並べようと思っていたのですが、作る […]

6年使用の学手風ブリーフケース2005年11月21日

お手入れで6年使われたブリーフケースが里帰りです。 私はこのタイプのブリーフケースが好きです。 ベルトがあるために使い勝手の悪い鞄ですが、このベルトが鞄の型崩れを防いでくれる役目と、鞄本体の傷みをガードする役目を担ってい […]

夜のル、ボナーにて2005年11月14日

静かな街で、ゆっくり時間が過ぎてゆきます。 月に一度、仕入れで東京に行くのですがすべてのペースが速く感じてしまいます。 この大都市で走り続けていた自分が居たのだと、第三者のように思い出している自分がいます。今こうして東京 […]

ショルダーパパスについて2005年11月11日

k ショルダーパパスはエッティンガーの真似をしたのかという問い合わせがありました。 エッティンガーというブランドを知らなかった私はインターネットでエッティンガーの鞄を見てみました。確かによく似ています。 ショルダーパパス […]

ル、ボナーの取っ手2005年11月09日

今日は取っ手作りの日でした。 ル、ボナーの取っ手はエルメスの影響を受けた形状をしています。 エルメスだと100万円を越える鞄にしかこの形状の取っ手は使っていませんが、 ル、ボナーでは一本取っ手の場合、なんにでも使っちゃっ […]

パターンって面白い2005年11月07日

私のパターンの師匠金田さんがイタリアのシホンベルベットを使って作ったベレー帽です。 竜が昇ってゆくような型紙で、同じものを2枚とり、それを縫い合わせるとこの形になります。 このパターンを考えるには幾何学が必要との事ですが […]

10年選手のひと時の里帰り2005年11月01日

10年前後使ったブリーフケースが修理でひと時、ル、ボナーに戻ってきました。 糸切れの修理でついでにコバを磨き直し、革の表面についた汚れを取りました。 ベルギーのマシュア社のサドルプールアップを使った鞄です。 色抜けはして […]

突然、大御所がル、ボナーにやって来た2005年10月28日

朝、電話がありハミがでると フジイです。神戸に行くのでお伺いしてもいいですかと。 あの渋谷の手縫い鞄の大御所のフジイさんです。 20年ほど前、フジイさんが吉田鞄をやめて国立に工房兼ショップを始められた頃私は府中に住んでい […]

風景のある仕事場2005年10月21日

工房の窓越しに見える風景 150枚の手帳カバーの仕事もあともう少し。ちょっと一服しています。 ここでお店兼工房を始めて13年になります。 色々な事がありましたが、今はこの場所で過ぎてゆく時が愛おしいです。 私は今まで外が […]

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