静かな街で、ゆっくり時間が過ぎてゆきます。 月に一度、仕入れで東京に行くのですがすべてのペースが速く感じてしまいます。 この大都市で走り続けていた自分が居たのだと、第三者のように思い出している自分がいます。今こうして東京 […]
30代の私は時間がとれるといつもキャンプに行っていました。 貧乏だったあの頃、お金を掛けずにリフレッシュするのにキャンプは最高のチョイスでした。 写真の時は珍しく贅沢な旅行で6人宿泊予定で貸し別荘を予約し、11人で行きま […]
私は尊敬する職人が多くいた60から70年代のヨーロッパのブランド、特に下記の3ブランドは色々な意味で影響をうけました。 グッチ一族が経営権を持っていた頃のグッチのハンドバックです。私がいちばん注目したのはへり返しの厚み […]
k ショルダーパパスはエッティンガーの真似をしたのかという問い合わせがありました。 エッティンガーというブランドを知らなかった私はインターネットでエッティンガーの鞄を見てみました。確かによく似ています。 ショルダーパパス […]
東京の聖跡桜ヶ丘に始めてお店を出した頃に、このジープJ37を手に入れました。 子供の頃、親父が林業試験場の仕事でこの車に乗っていて、その頃から乗りたい車でした。私の車選びはエクステリアが五感を刺激すれば、あとはどうにでも […]
今日は取っ手作りの日でした。 ル、ボナーの取っ手はエルメスの影響を受けた形状をしています。 エルメスだと100万円を越える鞄にしかこの形状の取っ手は使っていませんが、 ル、ボナーでは一本取っ手の場合、なんにでも使っちゃっ […]
親父の仕事の関係で、あちらこちらに引っ越した私ですが、故郷はどこかと訪ねられたら小学6年間と中1を過ごした現在の朝来市朝来町とこたえます。 今年の夏、小学校の時からの友達で今は弁護士をしているO君が、庭師の大ちゃんと3人 […]
私のパターンの師匠金田さんがイタリアのシホンベルベットを使って作ったベレー帽です。 竜が昇ってゆくような型紙で、同じものを2枚とり、それを縫い合わせるとこの形になります。 このパターンを考えるには幾何学が必要との事ですが […]
ル、ボナーの内縫いの鞄の特徴は、鞄を正面から見た時、正面後面とマチとの間を仕切るタマブチが前を向いてマチが額縁のように縁にみえることです。一般的な内縫いの鞄の場合は正面、後面とマチの間45度の角度にタマブチが見え、正面か […]
作る人の魂を感じれる物に出会えた時、私は感動という震えを感じます。 フィリップ、デュフォーのシンプリシティーも私にとってはそんな一品です。 ブランド崇拝を卒業した時人は職人の魂の入った一品を求めるのだと思います。 魂のい […]