ル・ボナーの一日
BERMAS(バーマス)のスーツケース
2009年05月08日
朝出勤する時シェラトンホテル前にポルシェのボクスターが停まっていた。
現行の車の中で唯一欲しいと思っている車だ。
ドイツの品はメタリックグレーが合っている。
でも車の話では今日はない。
カバン屋である私は他社のカバンを買うなんていうことは今までなかった。
しかし海外旅行の必需品のコロコロが付いたスーツケースのトロリーケースは作っていない。
作りたいと思っているけれど、質感のあるタイヤ部分と引き出すバー部分が入手出来なくて、今もって作れないでいる。質感のある部品が入手出来て作れたとしても機内持ち込み可能な縦×横×幅の合計が115cmまでのトロリーケースだろう。革製だと預けるのは不憫だ。
そんな我が家は今まで海外旅行はレンタルスーツケースを借りていた。
これからも海外旅行には何度か行くであろう事を想定し購入することにした。
空港での荒い扱いで傷つきながらもそれが勲章のように思える愛着を感じれるスーツケースが良い。それに一番適したスーツケースの素材はアルミ(ジュラルミン)だと思った。そしてドイツのリモア社のアルミケースを調べてみた。しかし私の求めるアルミケースは見つからず、その上希望購入価格の5万円まででは買えそうにない事が判明。リモアは諦める事にした。
しかしアルミ素材を諦める事は出来なくて5万円以下で購入できる品を探した。
そしてバーマスというブランドの品に辿り着いた。これ良さそうです。
しかし良いと思えたサイズの品は税込み63,000円。まだ希望購入価格より高ぁ~い。
アウトドア系のバッグとスーツケースの世界は、日々カバン作りしている私でしても理解不能な合理的な工業製品製造システムから生まれる別世界。ゆえに作りの複雑さや手間に比べて驚くほど価格が安い。樹脂素材で作られたスーツケースだと1万円以下で売っていたりする。
ゆえに5万円の壁は守りたい。しかしこの63,000円のアルミケースが欲しい。
それでももっと調べてゆくと輸入代理店のサイトのアウトレットコーナーに5万円以下あるではありませんか。少々キズがあるようですが、どうせ使い始めたら傷つくしそれが良いからアルミケース
私はドイツのBERMAS(バーマス)社のアルミのスーツケースを購入することに。
そのスーツケースが今日届いた。
63×43×23の大きさで52ℓ入って重さは4.7kg。
生産工場はベルギーのようです。
1週間前後の旅行に最適なサイズ。アルミの質感が迫力あります。
部品の耐久性やケースの強度は使ってみないとわかりません。
でもアルミ無垢の質感が使い続けて歴史を刻む予感。
少々キズ有りはこの右端の少しスレたところのようです。
全然気にならない程度。
このスーツケースの上にキューブ・ボストン乗せて旅すれば、
気分だけはひとクラス上の旅人。イタリアへ行くための準備はこれで十分。
ただはたして今年は行けるのか。今のところ予定はない。
Le Bonheur (21:09) | コメント(2)
Comments
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「ボクスター」はコストパフォーマンスに優れていていいですね。新型になるほど進化してますし。バーマスの製品,良さそうな感じですね。デザインがリモワほどごつごつしていなくて大人の持ち物にふさわしいです。
Re: orenge さん
バーマスは届いて見て当たりだと思いました。ただリモアの表面の波状の加工による強度アップの工夫とかがしていない分ボコボコになるのではと思ったりしますが、それも味だと思って歴史刻めたらいいなと思っています。
ル・ボナー松本
まずは、ハミさんに使ってもらったら良いのではありませんか。
ところで我が家ではネコリュックが取り合いになりそうです。
Re: tsugu_u さん
そう思っております。
ネコリュックは誰と誰が取り合いなのですか?もしかしてtsugu_uさん自身も使おうと思っているのでは。
ル・ボナー松本