ル・ボナーとは
革に魅せられ
素材を生かした鞄作りを
めざしています。
神戸市東灘区の六甲アイランドはアパレルメーカーのオフィスビルや外国人用マンションが建ち並ぶ近代的な雰囲気の街。
その一角に建つ安藤忠雄建築研究所の設計したコンクリート打放しのビル。その1Fにあります。
私、松本佳樹は以前東京で自社ブランドの鞄をバーニーズ・ニューヨークなどに卸していました。
しかし製品のクオリティとコストのバランスに悩み、'92年に出身地である神戸の新しい街でショールームと工房が一つになったこの店を開く決意をしたのです。
革の鞄、といってもその種類やグレードは千差万別。
最も重要な「素材」にしてもそれぞれ特徴があり、たとえばフランス製の皮革は発色が良く品質が安定、イタリア製はしっとりとした艶っぽい感触、ドイツ製は強度を誇るというように生産国によっても個性が異なります。
その個性が最大限に生かされた鞄作りに日々努めていま す。