ル・ボナーの一日
私とは違う息子の趣向
2010年03月11日
私の息子は森林関係の研究者だ。
親の私と全然違う生き方に進んだ。
私の親父と同じ道を進んでいる。
現在九州の大学に籍を置き、
月に1~2度東南アジアの数か所の研究サイトでデーターを収集しながら、
京都と福岡の大学を行き来しながらハードに研究続ける日々。
そんな息子はボンジョルノ親父のモノ好き趣味に異を唱え、
趣味は、登山、鉄道、温泉、船、そして味わいある宿に泊まる事。
そんな息子は京都への出張時も、
魅力的な京都の風情感じる宿に泊まるのを楽しみしている。
円山公園近くの「吉水」。
築100年ほどの民家を改装して、
現代と過去の京都がシンクロする宿。
息子が泊まった部屋は茶室を改装した一室。
京都御所近くにある「陶月」は、息子が今まで泊まった京都の宿で一押し。
「100年同じ場所で続けへんと、京都では一人前のお店とは言えまへん」
と仲居さんは言う。一日2組しか泊まれない宿。
こういった京都の情緒感じれる宿が、
朝食付き1万円以下で泊まれる。
クラシックホテルも息子の守備範囲。
私が東京出張の常宿として利用している「学士会館」も、
息子に教えてもらった。
「宝塚ホテル」もクラシックな風情感じれるホテル。
宝塚歌劇をやっていない時期だと、
このクラシックホテルに朝食付き6,000円ほどで、
旧館のシングルルームに泊まれる。
そんな息子は、京都出張の時は六甲アイランドからフェリーで九州に帰るので、
このところ毎月ル・ボナーのお店に寄ってから帰る。
その時見せてもらった携帯電話ぐらいの大きさの機械。
この機械は葉っぱの光合成の元気度を測る機械だそうで70万円ほどするそうだ。
しかしこのチェコ製は、この手の測量機器としては画期的に安くて使いやすい優れモノだそうだ。
今まで主流で使われていたドイツ製のものは何倍も大きくて重くて、
フィールドでの同じデーターを収集するのに大掛かりな上、価格は300万オーバー。
需要と供給のバランスから生じる価格の不思議。
そんな息子とは趣向が全然違う私は、
今自転車に興味の矛先が強くいっていて、
9分の1スケールの自転車を2台入手した。
1台2800円なり。
Le Bonheur (14:50) | コメント(3)
Comments
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人には2種類あって、モノを集めると幸せな人とモノが集まると辛くなる人。
前者の代表は、カメラ・切手・自転車・オーディオ・時計・万年筆などが好きなタイプ。
後者の代表は、食べることが好き、旅行が好き、読書など一人で思いにふけるのが好き、モノは邪魔になるけど思い出はじゃまにならないから、など考えるタイプです。
たまに、ハイブリッドタイプの方もおられますが。
P&Mさんでは、前者がスタッフKさん後者がY店主。
ル・ボナーさんでは、前者がボンジョルノさん、後者がハミさん。
息子さんはハミさんタイプですね。
ちなみに我が家は、私も嫁も前者であります。
荷物が減りません!
Re: ひろなお さん
好きなモノたちに囲まれている環境が居心地良いです。50歳過ぎてからその兆候が強くなりました。興味のない人にはガラクタとしか思えない品たちも私にとっては宝物~!。
ル・ボナー松本 -
松本親子…反面教師が上手くいったケースですね!
根底にあるものは良く似ていますけど。
Re: 卓袱堂 さん
コロンビアの田舎でもスカイプで会話できるようになって良かったぁ~。
息子からノースフェイスのテントを奪い取るので、帰国時にはキャンプ行こうね。
ル・ボナー松本
上に挙げられた旅館以外では、花園にある妙心寺東林院が
京都らしい旅館としてお勧めです。
僕に取っての先輩が、無事京都から離脱できた事を嬉しく
思います。かく言う私も、来月から一年間、東京で単身赴任
することになりました。
Re: たかくん さん
お久しぶりですね。元気にされていましたか?
京都の宿は良いですね。いつか泊まりたいと思います。
東京で単身赴任ということは、就職決まったのですか?また来てくださいね。
ル・ボナー松本