ル・ボナーの一日

ダブルタイプのダイアリーカバーも出来ましたぁ~!

2009年11月16日

1114%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC.JPG 多くのP&Mとル・ボナーの共通のお客様たちによって、 製造中のダイアリーカバーの製作状況はP&M社に漏洩され続けていた。 ボンジョルノの裁断と手配の状況。それにP&M社の刻印を逆さまに押した事も。 3社の店頭に並ぶまで時間を要したのは全て私が悪いのであります。 それを組上げるTさんに頑張って頂いて、私の怠慢をカバーして頂いた。 そして14日土曜日朝に、リスシオ・ワン紙使った正方形のダイアリーを収めるためのダブルタイプの革カバーがル・ボナーに到着した。 このダブルタイプのダイアリーカバーはダイアリーノート類を2~4冊収める事が出来る仕様になっていて、2冊の場合だと中央部分に2冊のノートの表紙部分を差し込むと固さが生じ、下敷き効果も生まれるようになっています。これでシングルとダブルの両方のタイプを遅くはなりましたが作り終える事ができて一安心。 土曜日の朝届いた。そしてその日はWAGNER関西大会があった日だから、P&Mに納品出来たら吉宗さんも喜ぶだろうと思ったけれど、直接アルファ走らせて納品するなんて優しさは私にはなぁ~い。 そんな朝一番に和歌山から万年筆収集の道に堕ちてしまったYさんが来店した。今日は午後から万年筆愛好家の皆々様の何人かはきっとル・ボナーにも立ち寄り混むだろうと予想し、最初にル・ボナーでそれからWAGNER関西地区大会とP&Mに立ち寄ろうと考えたそうだ。それにしてもなぜ万年筆愛好家はカバン屋で万年筆は売っていないル・ボナーにも立ち寄るのだろうか?。 でもこの後P&Mさんに寄るというならありがたいではありませんか。完成したばかりのダブルタイプのダイアリーカバーを届けてもらうことにした。そして重い荷物を下げて無料宅配人は電車に乗ってP&Mさんへと向った。 分度器さんへの納品もありがたいことに、工房「楔」の永田君が丁度来ていたのでお願いして、これも送料無料で迅速に届ける事が出来た。 多くの心ある皆様に助けられながら仕事している事を、しみじみとありがたく思うボンジョルノでありました。 1114%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%EF%BC%92%E8%89%B2.JPG このトリプルネーム入りダイアリーカバーの主戦場はP&Mさんと分度器さん。 特に黒のクリスペルカーフの内装とステッチが赤という人気商品の震源地はP&M。 P&Mさんの店頭に並べてまだ2日しか経っていないのに、その黒赤タイプはもう追加注文。 ル・ボナーの店頭に並べている一点を残してすべてP&Mさん行きとなってしまった。 クリスペルカーフのダークブラウンのタイプも凄く良いと思うのだけれど、人気は黒に赤ステッチに偏っている。税込み21,000円にて販売しています。 1114%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%81%9F%E3%81%A1.JPG シュランケンカーフを使ったタイプはこの5色で作った。 左回りで、ライムグリーン、イエロー、オレンジ、スカイ、パープル。 シングルタイプに比べると色数少ないけれど、どれも素敵に仕上がりました。 税込み18,900円にて販売しています。 今回ダイアリーカバーはいっぱい作った。 作り終えたばかりだのにもう再生産を望まれている状況なれど、リスシオ・ワンを使ったダイアリーノート用として作った事もあり、今年中の再生産はありません。 でもトリプルネーム入りの革のステーショナリーグッズ第1弾のこのダイアリー革カバーは好評を得ながら現在進行形。この成功に気を良くしたボンジョルノは、来年はトリプルネームシリーズの革のステーショナリーグッズの第2弾、第3弾と登場させていこうと思っております。 「結局私たち二人は、ル・ボナーの掌の中で泳がされているだけだぁ~」などと2社の店主は笑いながら本音を言うけれど、イヤイヤ私は2社の下請けとして2社の店主のご機嫌を伺いながら明日への小さな希望を紡いでいるのであります。それにしてはでかい顔しているボンジョルノではあるのですが。

Le Bonheur (21:01) | コメント(3)

Comments

  1. たけちゃん より:

    わたしも、1日ある仕事をぶっちして帰神し、ワーグナー行きましたよ。あまりの熱さ(室温が主)にネクタイスーツのわたしは、あっさり会員登録のみして逃げ出しました。そう、PそしてMへ。なのにこっちも人がいっぱいで熱い、暑い、。そしてこのダブルのカバーの売れるのを横目に観ておりました。まさにこのダイアリーカバーは飛ぶように売れておりましたぞ。スーパーのおかずが閉店前に飛ぶように売れるのは見るけれども、こげんな高価なノオトカバーが飛ぶように売れるのは見た事もない情景でしたぞよ。お金のなかった小生は「グスン」といいながら満寿屋の300円のメモパッドしか買えなかったー。次は捲土重来じゃあ、とエラそうにも言えず、、、、
    Re: たけちゃん さん
    本当に万年筆愛好家の情熱には恐れ入ります。それにしても高価な筆記具に夢中になる姿は、よく言えば子供の心を持った大人とでも言いましょうか、悪く言えば大人になれないまま年齢を重ねてしまった人たちとでも言いましょうか。どちらにしてもお互い頑張りましょう~?。
                              ル・ボナー松本

  2. Bromfield より:

    黒赤のコンビネーション、見れば見る程惹かれていきます。当方のディプロマも黒赤。それに符牒をあわせた黒赤のベルト。出来上がりが楽しみです。
    ただ、次にお願いするときには、黒青が良いな、などと考えております。
    Re: Bromfield さん
    私は本当の事を言うと黒革に青ステッチが好きです。
    黒に赤は望む人が多いので作っている次第であります。
    当店及びP&Mに来店されるお客様たちの年齢層が、記憶のどこかに強く刻まれたコンビネーションなのでしょうね。
                             ル・ボナー松本

  3. 阪下敏孝 より:

    スカイとバッファロー革のダイアリーカバーをいただきました。ダイアリーとノートを挟み込むとバッチリです。ステーショナリーが子供のころより大好きです。第2弾、第3弾、楽しみに待っています。
    Re: 阪下敏孝 さま
    ステショナリーグッズは私も大好きなので頑張ります。
    それとメールでのお返事をここでの返信で。
    バッファローは基本的にはブラッシングで、時々水拭きすると良いです。
    スカイでピッコロは決定したらご連絡するという事でお許しを。
                               ル・ボナー松本

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