ル・ボナーの一日
BELLAGO(ベラゴ)の牛尾君
2009年09月16日
地方都市神戸には何人かの独立系鞄職人がいます。
そんな中神戸の下町・長田で革鞄&革小物を作っているベラゴの牛尾君は、
そのエネルギッシュな製作姿勢に刺激を感じさせてくれる若き独立系職人だ。
自分らしい個性を表現したオリジナルな製品たち。
そしてフルオーダーでの製品作りもこなす。
私が若かった頃の我武者羅に作り続けた鞄作りへの情熱を、彼の今の姿の中に見る。
死に物狂いで作り続けて、へとへとになるまで作り続けて、
その先には夢見るオリジナルな鞄たちとの関係が築けると思っていたあの頃。
今のまま我武者羅にがんばって、牛尾君の世界を作って欲しいと思ってます。
ル・ボナーのホームページでは「作品紹介」などと書いてはいるけれど、
実際自分達の作る鞄たちは「作品」だとは思っていなくて「製品」だと思っている。
創造したカタチは私たち自身を表現するカタチであることは間違いない。
しかしコストとか市場性とか色々な事を考慮して妥協も加えて生まれる製品なのです。
牛尾君はそんな私の考え方を理解してくれる数少ない独立系鞄職人です。
つい最近、牛尾君がフルオーダーで頼まれたブリーフケース。
頼まれた納期が極端に短かったので数日徹夜して出来上がった鞄です。
これから京都まで納品に行く前に立ち寄って見せてもらった。
丁寧な仕事です。彼の鞄作りへの情熱感じとれます。
刺激を強く感じました。私も頑張るぞぉ~!。
Le Bonheur (21:07) | コメント(0)
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