ル・ボナーの一日
本当に行けるのだろうか~イタリア
2009年09月01日
年に一度で良い。一週間で十分良いからイタリアの空気を吸いに行きたい。
そしたら陽気な心で日々仕事が出来る。
去年は行けなかった。それは精神衛生上ボンジョルノにとって良くない事です。
しかし有限会社ル・ボナーの社長としては、行くには行くで大義名分がいる。
それと一人で行くのは心細いし楽しさ共有できる仲間と行く方が楽しい。
ハミと二人で行ければそれが一番なのだけれど、
我が家にはチャーという極度に過保護に育てた息子がいて、
二人のどちらかがいないと、精神的パニックを起こすことは間違いない。
だから彼が元気な間は、ハミとは一緒にイタリアへは行けない。
今年は必ず行くぞとまず画策したのが、
神戸の仲間との「イタリア万年筆ブランド取材旅行計画」。
この計画は一時成功するかに見えた?が脱落者多数出て、最後は私一人・・・・ショボ~ン。
ボローニャの町並み Photo by F氏
次にライターN氏と一緒に、ボローニャで毎年10月に開催される世界最大の革関連の見本市「リニア・ペッレ」と、フィレンツェの日本人カバン職人取材旅行計画。
出版社の取材OKがとれたら行きましょうと乗っては頂いたが、「リニア・ペッレ」が開催される10月13日まで1か月半となったけれど、まだ確定のメールは届かない。
不安です。
エミリアロマーニャ州でしか食べれないというブロードなるスープ餃子のような料理食べたい。
日本では手に入らない5年モノのパルミジャーノ・レッジャーノが手に入るボローニャのお店や、40年モノのバルサミコ酢が格安で入手出来るモデナのお店も地図付きで頼まれている。
私の必需品のオーデコロン「キューバ」もあと少ししか残っていないから、
フィレンツェのサンタ・マリア・ノッヴェラ薬局に行って購入しないといけない。
いやいや一番大事なのは始めて見に行く「リニア・ペッレ」視察。
ハミはもう諦めたらなんて言うし、お客の多くは私よりハミがイタリアに行くべきだと言う。
その通りかもしれないが、しかし私は行きたいし行かなければいけないのだ。
一人でも行くぞと思っている。
一人でも15ほどのイタリア語の文章丸暗記すれば何とかなると、
海外自由旅行のベテランは言ってくれたので、
それを信じて今一週間のイタリアでの日程を思い描きながら必要な文章を丸暗記中。
しかし口の悪い常連客は、フリーでのボンジョルノのイタリア一人旅は不安だと言う。
何とか宿まで辿り着けたとしても、一人では初めてのお買いものをする幼児状態で、
ホテルの部屋から一歩も出られなくて、一週間その部屋の中に籠って理解出来ないイタリア語のテレビとにらめっこして暮らすことになるなんて言う。
もし勇気出して街を一人で浮遊してしまったら大変。格好の餌食となって身ぐるみ剥がされたボンジョルノの姿しか思い描けないなんて言うのだ。
そんなに私は頼りないオヤジに見えるのだろうか。
ハミも常連客の口車にのってイタリアへ行く気満々になっている。
ボンジョルノは行かなくていいから、ハミさんが行くべきだと全員言う。
ハミも行くべきだとは思っているけれど、私も行きたい。
今年の秋はボローニャ~フィレンツェの空の下にボンジョルノの笑顔はあるのだろうか。
Le Bonheur (06:15) | コメント(1)
なんと哀愁の漂う文章・・・
もしボンジョルノ様が行けなかったら、来年の夏に、こっそり私が行って(今猛烈に仕事をしていますので)、代わりにイタリア料理をいっぱ~~~い食べて、ボンジョルノ様の無念を晴らしますので、ご安心を!
もちろん、その前にディブロマを買って。
Re: 三好 さん
今年の10月にボンジョルノと一緒に行きますか?行かないですよね。
でも私はリミットまで1ヶ月少しと相成りましたが諦めてはおりませぬ。必ずや成就させてみせます。
「ディプロマ」は10月中頃完成しますので、その時私がイタリア行っていなくても買いに来て下さいね。
三好さんにはディプロマ似合っていました。
ル・ボナー松本