ル・ボナーの一日
時計ライターN氏とブックフェア会場へ
2009年07月14日
銀盛堂のお店を後にして、近くのドトールコーヒーで猪瀬さんと打ち合わせして、C.O.U.さんに顔を出して、東京の山奥から出て来て頂いた時計ライターのN氏と「イタリア取材旅行」の打ち合わせ。
一緒に行きたいと思っていた神戸組は皆脱落しそう。あとはライターN氏が頼りです。
一人で行っても楽しさ半減だし、何より心細い。道連れが必要だ。
その事話したら「はぁ~そうなってしまいましたか」と少し後ずさりするライターN氏。
はたしてボンジョルノのイタリア旅行計画は成就出来るでありましょうか。
上京する前夜、古山万年筆画伯とバランザックで飲んでいた時、前回のイタリア旅行の時に私のいびきと歯ぎしりで同部屋になった人を睡眠不足にした事を糾弾された。
最大の被害者は中谷でべそ万年筆くらぶ会長で、人の良い会長は私との同部屋になる事多くて睡眠不足。どうりで私が熟睡して朝起きると、会長はいつもベット脇に腰掛けていた。
そんな会長をいつも朝の散歩に連れ出したのだけれど、その時会長は意識朦朧としていた事を私は昨日知った。何と迷惑なボンジョルノでしょうか。
その事ライターN氏に話したら、もし一緒に行くとしても部屋は別々にしましょうねと言われた。
日本じゃないみたいな銀座並木通りのブティック街を歩き新橋へ。
いつもこのあたりの時計ブティックに取材に来てる時計ライターのN氏だけれど、
私のライターN氏のイメージは、古道具屋とか質屋を物色する姿の方がベストマッチング。
今日は私がいつか入手したいと願っている時計とカメラを持って来て頂いた。時計は50年代のインターのcal89モデル。それも美しいcal89のムーブメントがいつでも見る事が出来る裏蓋スケルトンモデルに改良した一品。それと重いハッセル背負って何のため?私に見せるため?。でも美しい。美しいと重さも我慢出来て持つ喜び。
ライターN氏のモノ好きは凄い。時計は勿論仕事と趣味の一致で野放し状態で凄いのだけれど、その他広範囲に及ぶ。でもその収集の哲学に私は共感する。勝手な屁理屈かもしれないけれど、価値ある品を格安で。そしてそのモノたちから近代のモノ作り文化を紐解いてゆく文化人類学?が生まれるかも。
新橋からゆりかもめに乗って、仲間の大和出版印刷さんが出展しているビッグサイトのブックフェア会場へ。初めて乗るゆりかもめ、初めて見る車窓から見える東京湾岸の新都市。17年前東京に住んでいた頃には存在していなかった風景。おのぼりさん気分でワァ~ワァ~言っているボンジョルノでありました。時間があったら車窓から見えた期間限定で展示してあった実物大のガンダムを間近で見たかったなぁ~。
思っていたよりビッグサイトは遠かったぁ~。
会場は凄い人。今回の大和出版印刷のこのブックフェアへの出展は、印刷屋がオリジナルで紙を作ったことも相まって盛況のようであります。リスシオ・ワンという紙が大きな夢を描いてくれる事を願うボンジョルノでありました。
その時社長@大和出版印刷氏とライターN氏と3人で、ブースの前で記念撮影。
ライターN氏が我ブログに初お目見え。
2時間弱しか眠れなかったから、古山画伯にはぎしりといびきを指摘されて新幹線の車中で眠るのを躊躇したから、今頃眠くなってきた。
こんな状態を2年前のイタリア旅行中私のために味わい続けた中谷でべそ万年筆くらぶ会長の悲惨を思い、懺悔の気持ちのボンジョルノ。
Le Bonheur (21:14) | コメント(0)
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