ル・ボナーの一日

ハリスツイードのジャケット

2009年03月20日

ハミが着なくなった洋服を処分すべく押入れをゴソゴソやっていた。 このジャケットまだ着れる~?と出してきたのは、 ポロbyラルフ・ローレンのハリスツイードのジャケット。 メタボまっしぐらの私ではあるけれどまだなんとか着れたぁ~。 319%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89.JPG このジャケットはもう25年以上経った品だ。 生地は全然痛んでなくて、厚みのあるハリスツイードのふくよかな質感は25年以上経った現在でも失われていない。 このジャケットは20数年前に11歳年下の友人がアルバイトしたお金で買った当時も古着の品です。十代の彼には古着でないと買えない憧れのジャケットだった。 サイズが合わなくなり譲り受けたのだけれど、そのまましまい込んでいた。 私はスーツ&ジャケット類で自身の懐を痛めて購入したのは去年作った結婚式用スーツのみ。 それ以外は友人たちが着ていたお下がりばかりであります。 着る~?と言われればありがたく頂戴します。 このジャケットの元持ち主も含め、私が25年ほど前東京多摩の聖跡桜ケ丘に始めて持ったお店で知り合った連中は今でもかけがえのない特別大事な友人たちだ。 その後の私たちの不遇の時代も交友は続き、仕事を無給で手伝ってくれたり、 お金使わず体力使ってよく一緒に遊んだ。 %EF%BC%93%EF%BC%91%EF%BC%99%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC.jpg (20年ほど前一緒に遊んだ仲間たちと私たち家族) 世の中バブル全盛期、逆に私たちは不遇の極貧時代。 でも一番記憶の中に鮮明に残る思い出いっぱい作った日々でもあった。 桜咲きそうな陽気の木曜日、このジャケット着て散歩したら暑かった。 袖の取れたボタンを付けて秋深くなる半年後にはこのハリスツイードのジャケットを着よう。 このジャケットの元持ち主のE君は今でもラクビーやっている中年アイビー。 赤坂のオフィスにコンブレで通勤している。 ハリスツイードのこの柄は、私の20代後半から30代前半の日々が蘇る想い出の文様。 319%E3%81%A4%E3%81%84%E3%83%BC%E3%81%A9.JPG

Le Bonheur (22:19) | コメント(0)

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