ル・ボナーの一日
TANBANANBAの素敵なロッキングチェア
2009年03月15日
神戸の北に位置する丹波の地で自分らしい形を求めて、
木と向き合いながら黙々と家具を作り続ける職人がいる。
その家具職人の難波さんから、新作の椅子が出来たので見て欲しいと電話があった。
ル・ボナーの店内に持ち込まれたそのロッキングチェアーは素敵だった。
単純ではない曲線を多用した各部品を、有機的に組み上げたそのフォルムは、
美しくしなやかで難波さんの家具作りの新境地を見たように思った。
作り手のエゴから解放され、曲線のそれぞれの部位は座る人を優しく包み込む。
それが座ると分かる。
木の硬さを感じることなくいつまでも座っていたくなる。
そのまま眠ってしまいそう。
素敵な曲線。
難波さんは生き方の不器用な家具職人だ。
器用に生きる事できないから、七転八倒しながら自分らしいカタチを探し求めている。
そんな家具職人・難波さんを見ていると若かった頃の私を思い起こす。
天職と思った道を悩み苦しみながら進んで行く先には明るい未来が待っている。
このロッキングチェア本当に素敵です。
私は同業だけでなくモノ作りする多くの人たちと知り合い、
多くの刺激と共感を頂きながら、モノ作りを生業と出来た人生に感謝します。
お金では得られない生きる価値を濃密に味わうことが出来る。
その上自己を表現するカタチを生みだす幸せも。
難波さんの作ったこのロッキングチェア見て座ってみたい人は
4月になったら芦屋のギャラリーに行ってみてください。
Le Bonheur (21:08) | コメント(2)
Comments
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トラックバックやっと出来ました、
2枚目の写真グットきました。
光の入り具合、ボケ加減いいですね、その写真を参考に私も撮ってみます。
有り難うございました
Re: nam さん
カメラは面白いですね。
モノ作りはもっと楽しいです。
それを生業にしている私たちは幸せ者です。
システム(ビジネスプラン)を構築してモノ作り人生を楽しみましょう。
ル・ボナー松本
はじめての
今回チャレンジした事 すべて木で椅子を作る事です なぜ今まで作ってこなかったかというと 固い木で座り心地のいい椅子をつくるのは難しいと思っているからです …