ル・ボナーの一日
某出版社の編集長来店
2009年02月14日
「趣味の文具箱」は筆記具愛好家の必読の雑誌。
知り合いが多く出演しているので私もよく見る。
その雑誌の編集長から電話があった。「今度お伺いしていいでしょうか?」と。
私は鞄職人でかばん屋のオヤジである。この雑誌で紹介されるタイプのお店ではない。
でも「取材ですか?」と尋ねると「いいえ違います」ときっぱり言われた。
じゃぁ何のために来るの?
私は大事な週に一度の休みをそのために使う事になったぁ~。
この出版社はコアな読者をターゲットにした雑誌を多く出している。
画家一筋でいけば今頃時代の寵児、人気画家になっていただろにと親しい連中から言われながらも、我が道を勝手に好きなように進んでいる古山万年筆画伯も、この出版社から沢山は売れないけれど面白い本を大部分出している。そんなもの好きな面白い出版社です。
編集長と万年筆の話を色々してそれだけ。
やはり取材ではなくて、万年筆の話を楽しくしただけだったぁ~。
ただ「楔」の永田君とコラボして出す太軸10本納まる銘木ペンケースは次回の「趣味の文具箱」で紹介されることになりましたよ。ル・ボナーの鞄は紹介されないけれど。
「取材ではありません」と言われた時私は思ったぁ~。
もしかしたら古山画伯やでべそ会長たちと一緒にイタリア万年筆の取材旅行の依頼だったらどうしよかなんて。万年筆に造詣が深い人たちと万年筆初心者の私のような者がイタリアを珍道中して万年筆メーカーを訪ねるなんていう企画がある訳ないよなぁ~。面白いと思うのだけれど、面白いと思っているのはボンジョルノただ一人かぁ~。
その事を編集長と会う日の午前中ハミに話したら、ハミは大笑い。
そのバカさかげんなプラス思考が大好きよだって。
Le Bonheur (06:51) | コメント(0)
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