ル・ボナーの一日

イタリア・デロンギ社のオイルヒーター

2008年12月02日

1120%E3%83%87%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%AE.JPG 我が家の冬の暖房はこのイタリア製のデロンギ社のオイルヒーター。 スイッチ類の操作は分からないまま5~6年使っています。 色々なスイッチ類を分からないまま押してゆくと赤いランプが点いて 作動し始めた事を理解するのだけれど、時々そのランプも途中で消えたりする。 それでも暖かいのでまあいいかなんていう曖昧な感じで使っております。 温かさは今のマンション住まいであれば十分な温かさを提供してくれてはいるけれど、 東京の府中に居た頃の安普請の借家住まいの時だと暖房しているのかどうかを 体感する事の出来ない程度の心細い暖房能力。 あの頃敷布団2枚ひいて寝ていたけれど 真冬の寒~い朝敷布団を畳む時バリバリという異音がした事が何度かあった。 畳と布団の間に発生した水分が室内だのに凍ったようです。 北海道ではありません。東京の郊外の府中市でです。 畳をはがしてみた事があります。 畳の下には隙間だらけの板がひいてあるだけでその下は冷たぁ~い地面。 外気温とあまり変わらない室内温の借家でした。 息も室内でも白かったなぁ~。その借家に10年居ました。 その借家に比べて現在のマンション住まいは快適そのもの。 暖房効果の弱い、操作難解なイタリア製オイルヒーターで十分役にたっている。 空気は確かに汚さない暖房器具ではあるだろうけれど、 電気代が痛すぎる。だから本当に寒いと感じる時以外は使わないようにしています。 それにしてもなんとも愛着を感じる意匠です。我が家の家電製品の中で、 昭和40年代(中途半端)の水色に塗られたオール鉄製のナショナルの扇風機と、 素晴らしく戦闘的な意匠と音のダイソンの掃除機に匹敵する愛着を持っている私です。 イタリアという国が作りだすモノの多くに共通して感じる、 おおらか(いい加減)で遊び心(真面目じゃない)を持った家電製品。 いつ壊れてもおかしくない危うさを持ちながら、 愛情を持っている間はなんとか頑張ってくれるところもイタリア的ではと思ったりする。

Le Bonheur (21:37) | コメント(4)

Comments

  1. エアコンマン より:

    こんばんは
    空調屋として一言申し上げないわけにはいきませんね。
    この手のヒーターは、一日中つけておくとほわ~と暖かくて、なかなか快適です。
    しかし、エネルギー効率は最低。電気代最高~。
    ここは是非ともエアコンをよろしく。マンションは断熱がいいので、一日運転しててもそんなには電気代かかりません。しょっちゅう止めるよりも、ずっと運転してた方がよかったりもします。
    オイルヒーターでも、エアコンでも空気は乾燥しますから加湿は必要です。実は、加湿すると暖かさが増します。
    当社の加湿機能付きエアコンはいいようですよ。へへへ。
    Re:エアコンマン さん
    愛社精神?に敬服いたします。
    たしかに工房ではD社のエアコンを2つも使っていて、16年経った今でも壊れずに元気に頑張っていてくれて、その耐久性に感動し、エアコン界のトヨタと絶賛している次第ではありますが、家庭用はそんなにエアコンに頼る生活ではないので格安品で大丈夫ですし、1日中エアコンのお世話になることに躊躇をもつハミなので、家ではエアコンは極力使いません。特に冬場は全然。加湿はお湯を沸かしてそれで十分なんて思っている私たちです。
    オイルヒーターだって電気代がかかるのでそんなに使いません。家の中でもダウンパーカー着て寒さをしのいでいる私たちであります。
                             ル・ボナー松本

  2. pretty-punchan より:

    デロンギのヒーター、ウチには2台ありま~す。ご指摘の通り、電気代かさみま~す。でもなんだか体に(特に喉に)優しいので愛用していま~す。フォルムが古い会議室にあるヒーターのようで気に入ってま~す。ところで、途中でランプが消えるのは、設定温度に達したからで、デロンギの気まぐれではないと思います。とはいうもののこのヒーター、温度設定にしろタイマーにしろ操作が難解(じつは取説を読んでいない)なので、私も女房もボンジョルノ的にスイッチ入れるだけで~す。イタリアのヒーターですもん、操作もイタリアっぽくていいですよねえ。
    Re:pretty-punchanさん
    ダイソンではお仲間でなかったですが、デロンギのオイルヒーターでは共感出来て嬉しいであります。それも2台とは、電気代でライターいっぱい買えますね。
    そうなんですか、ランプが消えるのは設定温度に達したからなのですか。でも温度を設定した記憶がありませんというより設定の仕方もわかりません。
    外出する時はイタリアの手袋とアルファ145。仕事場の机にはいつもアウロラのレッド。家ではデロンギという感じでイタリアモノは私の生活になくてはならない不可解な潤いを提供してくれます。
                             ル・ボナー松本

  3. エアコンマン より:

    愛社精神はないんですが。
    お肌やかぜ防止のためにも加湿は大事です。湯沸かしでもいいんですが、あまりやると今度は結露、カビとの戦いがはじまるので難しいところです。
    濡れタオルをかけておくだけでもだいぶ違うのでお試しあれ。
    Re:エアコンマン さん
    濡れタオルをオイルヒーターにかけるようにいたします。
    今早朝で寒いですが、電気代を考えて朝日とダウンパーカーで寒さをしのいでおります。
                           ル・ボナー松本

  4. 商品豆知識 より:

    デロンギ

    デロンギ(De’Longhi )は、イタリアのトレヴィーゾを本拠地とする電気機器製造会社またはグループである。 1902年に交換部品を作る小工場として創…

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