ル・ボナーの一日

アルフィスタ一年生

2008年09月10日

%EF%BC%97%E6%9C%88%20%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%EF%BC%92.jpg 145のテールラインは最高ぉ~!と私は思っております。 このアルファロメオ145・クワドリフォリオ前期型が我が家に来て1年になります。 FFアルファの中で最も面白い走りを堪能出来るとの 先輩アルフィスタの意見を信じ、探し続けて見つかった、 10年前の車だのにワンオーナーで走行距離16000キロの奇跡の一台。 10年経っているのにその少ない走行距離の方が怖いとのマイナス思考の意見には耳をかさず、 それでも少し不安だったから、大丈夫そうな消耗部品でもディーラーで全部交換して、 我が家にやって来た。 中速域でのエンジンレスポンスの敏感さは、まさに快感まっしぐら。 高速を大人しく走るのであれば、リッター15キロほどの低燃費を実現するとのことでしたが、 アクセル踏み込み気味で、下道メインで乗る私の場合、夏場だとリッター6~7キロほど。 アルファは3000回転以上をキープしながら走らないと面白くなぁ~い。 コーナーはきしみ音をさせながらネバリ腰で駆け抜けるのがラテン車の真骨頂。 高速道路の直線道でもフットワークしたがる、直進不安定性がまた面白い。 アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型(前期であることが大事なのだ)に惚れこんでいる。 決して高級感は感じられないエクステリアとインテリアではあるけれど、 ファミリーカー然としたこのアルファが、私には特別に感じるのであります。 どんな高級車にも負い目は全然感じない。 嫉妬を感じてしまうのは145前期型より以前のロメオにお乗りのアルフィスタ。 8826%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%B4%8B%E7%AB%A0.jpg ABSの不調のためにチップ交換したら、とんでもなくお金がかかった事を嘆いていたら、 常連のF夫妻は、ボンジョルノの日々の生活において車は不必要、特にアルファはと。 まるで社会の良識の代表者のごとき論理で、快感ラテン車趣味を否定する。 アルファを維持する費用を考えたら、レンタカーを借りた方が全然安上がりで、 その上色々な種類の車が乗れるじゃないですかだって。 確かにその通りとハミまで納得してしまう始末。 この論理は正しいかもしれないけれど、私は納得できなぁ~い。 私は移動する道具として車を所有しているのではなぁ~い。 移動を楽しむために、車を所有しているのだぁ~!。それとこのエンブレム。 %EF%BC%98%EF%BC%98%EF%BC%92%EF%BC%93%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF.jpg アルファマーク入りケイタイと、デルタのアルファロメオ万年筆と、光輝く?アルファのキー。 イタリア溺愛人間ボンジョルノ松本の証。 人生のすべての時間を楽しみたいと願う私にとって、 アルファロメオを知ってしまった今となっては、もう手放すなんて事はあり得ない。 しかしABSごときの修理でこの出費は確かに痛い。 マイナートラブルの出費はボクシングのジャブのように効く。 電子機器に頼らない時代の車だったらマイナーなトラブルなんてないのだけれど。 アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型は中途半端に現代の車なのだ。 大金との引き換えにアルファとの蜜月の日々を、 少し延ばすかどうかの判断に迫られる時がいつかくるのだろうか。 その緊張感も楽しみながら、アルフィスタの道を進む私でありました。 いっその事、もっと古い心底妥協なしにカッコイイと思えるアルファロメオも良いなぁ~なんて よからぬ妄想に耽る私であります。 %E6%86%A7%E3%82%8C%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1.jpg このジュリエッタが私の憧れの究極のフォルムのアルファロメオ。 車を普段使うために所有する事を完全に考えずに、こんな選択もありかなと思ったするけれど、 関係者は私以外誰一人納得しないのは明らかだ。 プラモデルかミニチュアカーで我慢しなさいと言われるだろうなぁ~。 多くの常識人の非難を浴びながら、 私のアルフィスタの道は始まったばかり。 許されるなら、少しでも長くアルフィスタでいたぁ~い。 追伸 神戸元町のpen and message.の吉宗さんが フィアットのプントのカタログを見ていたという情報を得た。 しめしめ、飛んで火に入る夏の虫ではないか。 吉宗さんが新車至上主義なら、是非来年発売されるアルファロメオMiToをお勧めします。 フィアットは万年筆にはならないけれど、アルファは万年筆になぁ~る。 それでいてMiToはフィアットのトリノ工場で作った安心?もおまけでついてくる。 是非吉宗さんもアルフィスタのお仲間に参加してくださぁ~い。

Le Bonheur (07:56) | コメント(15)

Comments

  1. たかくん より:

    元々電気系統が国産車より弱い(良い高電圧半導体は日本製のみ)ので、輸入車を保有している限り電気系統の修理は宿命でしょう。
    145は運転免許を取ったときに憧れましたが、維持費の高さと優秀なディーラーの不在から諦めた記憶があります。

  2. oenge より:

    一般的な「論理の正しさ」なんて趣味においては考えたことがないですね。「心が動かされる」ところに金を使う。これこそ「正しい論理」じゃないですか。

  3. ル・ボナー松本 より:

    Re:たかくん さん
    アルファは国産車に比べて水温が高めでエンジンルームに熱がこもるため、電子系の部品の耐久性が劣ると思っていました。過去に残してきた思いを再び、145の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。面白いですよ。
    Re:orenge さん
    アルファロメオは確かに私の趣味ですね。少し実用であれば十分ですが、出費がかさむのは勘弁です。出来れば安く維持して、楽しみたいです。アルファで。

  4. 三好 より:

    ニーハオ ボンジョルノ様
    吉宗さんのイタリア車購入計画いいですね。あの吉宗さんが普通の車に乗ってたらだめですよねぇ。
    近々、店に行ってそそのかしてきますね。でも、古~いトヨタ800とか、イスズ117クーペなんかも良いかも(自分が買う勇気がないので、人に勧めてるだけかな?)
    さらに、ペン先を調整してる腕に、「ちらり」とアンティークな時計なんかも似合うのでは?
    少しずつ、確実に引きずり込みましょう。

  5. pretty-punchan より:

    フィアット・プントは偉大なクルマです。アルファ145は微妙ですが…。吉宗さん、フィアットの方がいいですよ。

  6. ル・ボナー松本 より:

    Re:三好 さん
    吉宗さんは最新のモノが好きみたいですよ。アンティークな品にはいかないと思います。ただラテン車には興味がおありのようです。そっちの方をつついてみましょう。
    Re: pretty-punchan さん
    確かにプンチャンの2代目プントは魅力的ではありますが、グランデ・プントはどうでしょうか。そりゃMiToでしょう。本当は145前期型が良いと思っておりますが、それは勧めません。イタリア車バンザァ~イ。

  7. Pen and message.の吉宗 より:

    はい、確かに見ていました。
    フィアットを愛車にしている、熱血教師後輩のSくんが、私がトヨタのビッツに8年も乗っているということを知って、お土産に持ってきてくれました。
    背景のある物作りの良さ、スタイルのある物選びをことあるごとに言っている本人がトヨタビッツというのは、本当の恥ずかしい限りで、あまり言いたくない事実です。
    グランデプントのデザインはすごく気に入りましたが、オープン1年を迎えようとしている身にはまだまだ先の話のようです。
    アルファロメオの変なのにかっこいいデザインもすごく好きですが、ボンジョルノ様の話を聞いていると心細くなってしまいます。
    三好さんのご提案、国産旧車は私のツボで、とても痛いところを突かれました。
    しかし、皆さん車の話になると異常に盛り上がりますね。やはり車は男のロマンなのかもしれません。

  8. ル・ボナー松本 より:

    Re:Pen and message.の吉宗さん
    ビッツを20万キロ乗ればそれもまた名車だと思います。私の息子もスバルの軽・レックスは18万キロです。これには尊敬を感じてしまいます。ただ馬鹿馬鹿しさもいつか味わっていただくと面白いのではと思うのであります。pen and message.の2周年記念の頃に自分にご褒美という名目で、破綻?したデザインのMiToをお勧めします。グランデ・プント買うなら2代目(10年ほど前)のプントをただ同然で手に入れて、完全に再生して乗る方が良いと思うのですが。ただそれでもラテン車はトヨタ車と違って、優等生ではありませんが。車には本当は全然詳しくないボンジョルノのセールストークでありました。ラテン車泥沼愛好会会員?より。

  9. pretty-punchan より:

    開店2周年記念前に吉宗さんにイタ車の各種カタログを持っていくことにしましょう。MiToはデザインが破綻しているので(魅力的ではある)、私のイチオシのランチア・イプシロンなど如何でしょう?

  10. ル・ボナー松本 より:

    Re:pretty-punchan さん
    ランチア・イプシロンは本当に魅力的。私も注目しておりましたが、やはりアルファロメオのエンブレムに負けました。ランチアのエンブレムは面白くないのだ。つまり私はミーハーということなのかぁ~。わたしはイプシロンその他イタリア車のカタログはいっぱい持っていますので、吉宗さんに差し上げることにいたします。周りが勝手に騒いで、迷惑なお話ですよね。まったくもって。

  11. Pen and message.の吉宗 より:

    とんでもない。気にしていただいて、皆様本当にありがとうございます。いただいたカタログを家に持って帰って、妻と子供に馬鹿にされながら見る日々が続きそうですが、夢が膨らみますね。
    いつか仲間入りできるようにがんばります。

  12. naka より:

    こんにちは、松本さんお久しぶりです。
    アルファロメオMiToは、こちらではもう発売されているようで、車雑誌ではよく話題に登ってます。
    デザイン的にも、私は好きな形なので、もしこちらで車を買い換える機会があれば、ほしい車のひとつです。
    ご存知のように、MiranoとTorinoでMiToです。
    やはり真っ赤が良いですね。

  13. ル・ボナー松本 より:

    Re:Pen and message.の吉宗さん
    車の選択に悩むのは楽しいですよね。イプシロンは最高に個性的なファミリーカーです。カタログも楽しいイタリアンなので、今度持って行きまぁ~す。破綻したデザインのMiToはすご~く素敵だと思うのだけれど。イタ車の深淵を一度は体験すると面白いですよ。
    Re:naka さん
    真赤が一番売れる車なんてアルファロメオだけでしょうね。そんなところが大好きな私です。MiToはヨーロッパではもう販売してるでしょうから、運転する機会があったら感想をお聞かせください。
    今年は海外には行けそうにありません。あぁ~イタリアに行きたいなぁ~。

  14. つきみそう より:

    ジュリエッタだからすばらしい。
    アルファロメオだからジュリエッタ、その「安直」なネーミングがすばらしい。いかにもイタリア。
     お子さんが大きくなったご夫婦だから、ジュリエッタはバッチリ・・・でも、チャーの乗る場所がないのが難点ですね。

  15. ル・ボナー松本 より:

    Re:つきみそう さん
    先日は本当にありがとうございました。うれしくて、いつも肌身離さずニコニコしております。ブロガーの私は書かないではいられないのですが、夢が現実になると書けないものですね。次回をお楽しみに。
    ジュリエッタを入手したとしたら、普段車が必要な時はレンタカーになるでしょうから、チャーの乗る場所がなくても大丈夫です。でもこれこそ本当の夢であります。

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