ル・ボナーの一日

アンティーク時計への誘い

2008年08月02日

なぜなのだろう。 冠婚葬祭オールマイティーに使えるスーツを量販店で買おうと思っていたのに、 同じ六甲アイランドにあるクラシコイタリアなスーツの名店・石田洋服店で、 結婚式にしか着れないグレーの三つ揃えを誂えることになってしまった。 私的服飾アドバイザーのMさんが悪い。 アルファの予期せぬ出費もあり、金欠なボンジョルノ松本です。 月曜日はそのスーツの仮縫いです。Mさんも同伴して、 私のみっともない仮縫い姿の写真を撮ると同時に、 仮縫いの極意を伝授していただけるそうです。 %E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%86%EF%BC%91%EF%BC%92%E7%94%BB.JPG その石田洋服店の石田原さんは時計愛好家。 3桁の時計を所有しているらしいのに、またまたイーベイで時計を入手。 それがこの18金無垢ケースのオメガの12画のコンステレーション。 私の憧れの時計ではないですか。程度抜群。 いつの日か私も入手したいと思っている時計ですが、今はダメです。 私は少し反省して、しばらく時計にも万年筆にも目をつぶり、仕事一筋聖人君子?で行きます。 でも私のところにはモノたちが集まってくる。 今日も大阪の某時計屋さんが私の好みの時計を持って来られた。 良いのですが、私は目を閉じて、このブログを見ていただいている皆様に公開しまぁ~す。 %E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E8%A1%A8.JPG %E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E8%A3%8F.JPG ホイヤーと合併する前のレオニダス社製クロノグラフ。 つまり1963年より以前の品ですが、素晴らしく良いコンデションの一品。 18金無垢ケースの中に納まるムーブはヴィーナスcal170です。 幅はリューズを含まないで36ミリほどです。お値段14万円だそうです。 %E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E8%A1%A8.JPG %E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E8%A3%8F.JPG 1960年代前半のロンジンが輝いていた時代の品。 18金無垢のケースに納まったムーブメントは大変美しいコンデション。 ダイヤルはリダンしてあります。サイズは35ミリぐらい。値段は10万円。 %E8%8B%B1%E5%9B%BD%E8%A1%A8.JPG %E8%8B%B1%E5%9B%BD%E8%A3%8F.JPG この時計は1950年代後半のモノで、アンティークな風情が良い感じ。 スイスで作ったムーブメントを、イギリスで9金無垢ケースに収めた品で、 このブランドはよく分かりません。でも状態はとても良いと思います。 33ミリほどの大きさで、値段は3,8万円。 現在私が預かっております。興味のある方は見に来てくださぁ~い。 私は責任は持ちませんが、どの時計も大変魅力的です。 欲しいと思った方はどうぞ。私も金欠でなければぁ~。 いやいや、モノはそんなにいりません。古い品はメンテが大変です。 ただこの3本は耐震装置がついているので、少し安心かな。

Le Bonheur (23:40) | コメント(7)

Comments

  1. 三好 より:

    う~ん金無垢のロンジン、いいなぁ~。
    今日、愛車が故障から帰ってきました。原因はオルタネ-ターのプーリーの消耗とファンベルトの磨耗。安くない出費でした。さらに月末には7年目の車検、今回はタイミングベルトの交換もあるので、その見積りにため息。
    やはり世間の勧めのトヨタ車にするべきか?しかし、気になる車はFIAT500とALFAのMITO。やばいやばい、イタリア物じゃないか。さらに石田洋服店の生地の反物にも注意!トロトロの生地や張りのある魅力的な生地がたっぷり。
    魔性の島「六甲アイランド」には、しばらく立ち寄らないようにせねば。

  2. ル・ボナー松本 より:

    三好さん
    駄目です。月曜日の夕方に決定したので、来てください。
    味のある品が好きになると、維持がお互い大変ですね。でも愛情注げない品を楽だからと所有するなら持たない方を選択すると思います。
    金無垢のロンジン良いですよ。月曜日に見るだけでも是非。

  3. d-sakata より:

    悪魔の囁きを耳元でこそっと(いいぞ、いいぞ買っておけ)って何気に囁いていたボンジョルノ氏。でもなぁ、オーダーのスーツも捨てがたいしなぁ。メタボに合うスーツにこの時計をした自分を想像したらもう黙っちゃいられなくなりました。まぁご縁があれば私の手元に来ることを願って考え中。
    それと今年後半はきっとカラフルなオヤジにチョイ変身願望してみます。

  4. 悪魔の使い より:

    ご無沙汰しております。
    とうとう、石田◎神父によるクラシコ・イタリアの洗礼を受けられましか。万年筆、時計、アルファといった個人的欲求より、結婚式の三つ揃えを仕立てるといった社会的儀礼を優先されるなんて、悪魔がつけいる心の隙もなさそうですね。称号も、「ボンジョルノ」から「マエストロ」が相応しいのではないでしょうか。
    ところで、後日で結構ですから、神をも欺くメタボ隠しの秘術を是非ご伝授願います。
    なお、悪魔の使いのラテン車は、この暑さにもかかわらず、エンストを繰り返し、当分の間、神からのお許しをいただけそうもありません。

  5. ル・ボナー松本 より:

    Re:d-sakata さん
    手縫いのスーツをミシンに変更すれば両方いけるじゃありませんか。ただ私は時計屋でもスーツ屋でもないので、買わなくても全然かまいませ~ん。それとメタボに似合うではなくて、メタボが目立たないスーツです。私はこれからモノから少し距離を置き、多くの人にモノ好きの菌を広げる布教活動に本腰をなどと考えております。旅は道連れ、世は物欲・・・?。
    Re:悪魔の使い さん
    お久しぶりです。メタボ隠しスーツ云々は貴方様の発言ではありませんかぁ~!。石田原さんはそんな事言ってないと。スーツを誂えるなんて予想もしていませんでした。元はといえば貴方が元凶だと思います。私はあと葬式用のスーツを量販店で購入したらおしまいです。と思っております。
    青のラテン車頑張って維持されておられるようで嬉しゅうございます。普段あまり載らない私たちにとって車は玩具なので、ラテン車がピッタシではないでしょうか。誰が見ても高級車ではない小さな古いラテン車を、修理工場に何度も通いながら維持しつづける、自己満足の快感を楽しみましょう。ただもうあのフランス車も寿命では?。次はイタリア車に行きましょう。

  6. taka より:

    本当に「仕事一筋聖人君子?で行」くんですね。????
    ちなみに、Iさんのコンステ見せてもらいました。いいですね。
    でも、聞くとわれわれの予算の2倍でしたよ。きっと、永遠に手にはいらないかも・・・・・。

  7. ル・ボナー松本 より:

    Re:taka さん
    金欠の時は、柔軟性十分な私は仕事一筋聖人君子で行きます。ただいつまでそれを続けるかは、神のみぞ知る。アーメン、南無阿弥陀仏etc・・・・・・。
    コンステは高い値段で購入してしまうと、それでは楽しみも半減してしまいます。10万円以下で金無垢の12画コンステを手に入れることに意味があるのです。自慢できるのです。お互いがんばりましょう。
    で、金無垢のロンジンはどうですか?扱いが荒いtakaさんにはアンティーククロノはお勧めしませんが、ロンジンは良い感じですよ。でも私同様もう時計はいらないですよね。コンステ以外は。

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