仕様を変更して新「マエストロ」の最終サンプル完成〜
十数年前、有名な指揮者の方のベルリンフィル客員指揮記念に仲間が出し合ってオーダー受けて作ったバッグ、その方の了解を得てモデファイして量産したのが「マエストロ」。収納力同じぐらいのビジィーリュックが登場してからは重さが分散されるリュックの方が楽なので、マエストロは厳しくなって5年作っていなかった。でも被せ式ソフトブリーフケース「マエストロ」の再生産を望むお客様の声は聞き続けており仕様を変更して作る事にしました。
「マエストロ」の最大の問題点は荷物パンパンに入れないとマチトップが被せからはみ出す事。雨に降られた時にそこから雨水侵入しそうで不安と愛用者の何人から言われていました。その事解消する為本体後側を内縫いから外縫いに変えて、キャンバスの釣り用バッグでよく使われている仕様に変更。これで中スカスカでもマチが被せ外に出ません。
もう一つ問題点、大変重いという事。これは間違いなく内装をピッグシルキー使っている事。マエストロの内装に使うピッグシルキー革は160デシ(1デシは10cm四方)、これをビジィーリュックなどで使っている最高級ナイロン生地「リモンタ・デービス」に変更。高級感は少し落ちたけれど、これで軽くて丈夫になった。
新「マエストロ」秋には制作します。楽しみに待っていてください。
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