ル・ボナーの一日

「ビジィー・リュック」久々な気がする

2022年06月12日

登場以来作ってはすぐ欠品を繰り返した「ビジィーリュック」でしたが、年に何度も作るのはどうかなんて思ってしまい少し間を置いたような気がすのでするがどうでしょう?今回デンマークカーフ2色とシュランケンカーフ4色で作りました。まずはデンマークカーフ税込154,000円。

ネイビー

デンマークカーフは大変素敵な革だと思っている。デンマーク産のキメ細かなカーフを初期なめしをデンマークでして日本国内で仕上げた革。私が最も好きだった20年以上前までは作っていたフラスキーニ社のねっとりしたイタリアンカーフの質感を、フラスキーニ社のデッドストックで私が持っていたブレンダカーフを見本にして再現してみた革がこれ。原皮が良くて初期なめしがしっかりした革を日本の技術で仕上げたらここまでの質感になると感動〜それでル・ボナーの定番革として加えた訳だけど不人気。それでも私はこの革を使い続ける〜だって本当に良い革だもの。

マルーン

こんな良い革一色じゃ寂しいと加えた色がこのマルーン。阪急マルーンはブラウン強すぎてちょっとやめとこうと思って、カルティエワインの革を見本に作ったル・ボナーマルーン。

もっと色々な色を増やせたら良いのだけれど、特注革はロットが必要なので売れないと増やせない。良いと思うのだけれどなぜか厳しいのが現状。このままだとこのプレジェクトはどこかで消滅するかも。

では次はシュランケンカーフ、税込16,5000円。

黒、スーツでも背負えるをコンセプトに発想したビジィーリュックの原点の色はこの黒。

そしてネイビーはいつもの様にブルーステッチ

今やこのル・ボナー限定シュランケンカーフのアントラジスが一番人気カラーに。バックオーダーもこの色が最も多くありました。

ダークブラウン。この所ダークブラウンは全般的に不人気色、でも友人がこの色のビジィーリュックを長年使っていて見るたびに良い感じに馴染んでいるなぁと思えて今回少量作りました。

そしてず〜っと売れないで残っているバイオレットもあと1本だけになりました。こういう綺麗ない色がこのご時世動かなくなっています。

東京でやっていた頃は黒、チョコ、茶しか売れなかったけれど、神戸でお店をオープンしたらカラフルな色の方から売れてワクワクした事が懐かしい。しかしこの所コンサバな色しか売れなくて、カラフルな色で作る事に躊躇してしまう。オレンジ、ミント、ジャングルグリーン、ライムグリーンetc・・・ル・ボナーのメインレザーのシュランケンカーフは綺麗な色がいっぱいあるけれど。

でも65歳ボンジョルノはライムグリーンのパパスショルダーでこれからも。ジャケットは今は亡き20世紀のパリ文化の象徴メゾン「アルニス」の紫リネンのフォレスティエール(森の番人)で。三脚、タイマー、iPhone遠隔操作で自撮り也。

ビジィーリュックの詳細はまたまた近々アップされるであろう卸先のCIRCLEさんのブログで宜しくお願いいたします。

 

Le Bonheur (09:32) | コメント(2)

Comments

  1. 長屋健一 より:

    明日から木曜日にお店にお邪魔しようかと思います、現在の在庫をお教え下さい

    • Le Bonheur より:

      確認するのが遅くなってしまいました、ごめんなさい。お買い上げありがとうございました。

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