ル・ボナーの一日
チャーの食欲は底なし、でもカニは
2007年11月25日
もうすぐ朝ごはんよとハミの声。
私も娘もウダウダすぐに席にはつかないのだけれど、起きたらすぐドッグフードを食べ終わっているチャーだけはなぜか着席。私たちの朝ごはんを狙っている。
ドックフードを朝晩の2回で十分栄養は足りるはずである。がしかし、この食べたぁ~いと願いこう瞳に負けてハミはいつもおすそ分け。人間様とペットの垣根は崩壊し、チャーは我がまま道まっしぐらぁ~
こらぁ~! 座布団に座るなぁ~!
昼食はチャーには食べさせない方がいいと決めてペットフードはあげない。でも私たちが食べている横で「食べたぁ~い」と切ない声。それに負けてまたまたハミがおすそ分け。あげない時はいつまでもふてくされた声を出していじけている。
去勢手術をし子孫を増やすという本能を無理やり失い、都市生活の中で有り余る体力を発散できていないチャーにとって、食べることが何よりの喜びであるのは重々承知しているのですが、ビーグルという小型犬でありながら20キロオーバーは私同様メタボリまっしぐら。
親しくしている印刷会社の若社長が、松葉カニを届けてくれました。
日本海のシバヤマ漁港に、名人カニゆで職人がいるのだそうです。厳選した松葉蟹を選択しカニによってゆで加減を変えて、高級料亭でも食せない特別な松葉蟹をゆでるのだそうです。その話を聞いて私はペンケースとの物々交換を提案したのです。
この密約を承諾した若社長は、蟹の解禁を待って日本海まで車を走らせ買って来てくれました。
ただその蟹ゆで名人のオヤジさんは、まだ解禁直後で蟹が割高だからと適正価格になるまではゆでないと頑固なお言葉。そのため今回は高級料亭レベルの松葉カニだそうであります。それでも十分。
ゆで名人の蟹は絶対食べさせないと気がすまないと若社長。私達はペンケースで2度美味しい蟹を食すことになりました。ゆで名人の松葉蟹はいつかなぁ~。楽しみ、楽しみ。
今回の松葉蟹はゆで蟹2つと生きてるのが1つ。
生きてるカニをさばくのは男の仕事と、私がすることに。
私は子供の頃、生きた殿様蛙のお尻に爆竹の一種2B弾なるものを突っ込んで木っ端微塵にしたり他色々な残酷物語を繰り広げた反動なのか、大人になってからは殺生は苦手であります。
この生きた松葉ガニはお腹に包丁を入れようとすると、沢山の足をバタバタさせながら「キューキュー」と鳴くのです。御免なさぁ~い蟹さぁ~ん。
この蟹は焼き蟹で食べました。甘みが超絶品。ミソも甲羅を洗ってそれをお皿代わりにしてオーブンで焼いて食したのですが、蟹肉とみそを混ぜて食すと天にも昇る美味しさ!。蟹ミソは今までグロテスクな感じがしてあまり好んで食べなかったのですが、焼くと以前北海道から直送していただいて食べた生ウニに似た臭みのない極上の甘み。料理は食材がよければ、料理の腕なんて関係なく美味しい!。
蟹を一心不乱に食べている私達家族の横のソファーでチャーは寝ています。いつもの食事時ならば、うるさいぐらいに「僕も食べたいよぉ~」と懇願する食いしん坊犬だのに、体の調子でも悪いのかと心配になりました。
どうやら蟹は嫌いのようです。チャーにも嫌いな食べ物があったのかと、8年飼ってて初めて知った。
Le Bonheur (21:00) | コメント(4)
Comments
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まるさん、こんにちは!
出張の後、一日お休みをとって
まるさんの所へ行ってくださったの。
明るくて、可愛い方でしょう!
繋がりが沢山、たくさん広がるといいなぁー! -
「物々交換」って、F画伯の得意技じゃないですか?!
そのうちに「このペンケースの絞りをした名人絞り職人さんは高齢なので、今手に入れておかないと二度と手に入らないよ。人生には何としても買わなければいけないときがある・・」など言い始めたりして(笑) -
ひろなおさん
たしかにこの絞り職人さんは80歳を越えた高齢です。そんなに長くは仕事が出来ないでしょうから買うべきでしょう。今買っておかないと後悔しますぞぉ~(笑)
私も画伯に似てきたようです。いけない、いけなぁ~い。
松本さん、ハミさん、こんばんわ!
今日神戸から東京に出張でいらしたル・ボナーのお客様が来てくれました! とっても楽しいお話を時間を忘れてしましたよ。
手にはライトグレー&トープのタンクトートを持たれていました。
楽しかったなあ~~~~