ル・ボナーの一日

今日で”ル・ボナーの一日” 一年

2006年10月03日

ドイツ鹿リュック.jpg                お手入れで里帰りしているドイツ鹿で作ったリュック。良い感じです。 ル・ボナーの一日を書き始めて今日でちょうど一年になりました。一年で228話です。 ブログを始めたことで、多くの新しいお客様とも出会え、古くからのお客様も好意的に受け止めていただき、始めて良かったと思います。これからも末永く続けて行きたいと考えています。 私は自分を伝えたいという欲を持っています。自分の作るカバンが自己表現の最たるものなのですが、もっと直接的な形が欲しかったのでしょう。そんな欲求を満たす手段としてブログは最適な手段でした。 ル・ボナーと私達夫婦の日々を綴ることで、お客様とも親近感を持った関係が生まれ、より良い、楽しい関係でル・ボナーのこの一年が送れたように思います。 これからも支離滅裂な文章が続くと思いますが、お付き合い宜しくお願いします。 去年の10月3日の最初に書いた文章をもう一度 鞄を作り始めて三十年経ちました。 十九歳で手作り鞄のグループに加わり、二十一歳で結婚し、二十二歳で独立してから苦しい事の方が多かった。 鞄職人としての月日で、何度もやめようと考えましたが、今は続けていてほんとに良かったとおもいます。 今、続けられているのは、人との出会いだと思っています。 苦しくても心の貧乏人にはなりたくないといっしょに歩いてきてくれた妻であり鞄作りのパートナーであるハミ。物作りをつづける道筋を優しく教えてもらった村田さん夫妻。 手縫いの魅力を教えてくださった藤井さん。 本物を世に問おうといっしょにがんばろうとして下さった長島さん。 生き方の巾を広げてくれた卓ちゃん。 苦しいときでも逃げずに横に居てくれたイガ。 パターン(型紙)の豊かな可能性を教えてくださった金田さん。 夢を一緒に紡ごうとしてくれたタケちゃん。 二十年、見守りつづけてくれてる店長。 そして、名もない私たちの鞄を使ってくださっているお客様一人ひとり。 出会った多くの人たちに感謝しつつ、これからも夫婦二人で優しい鞄を作ってゆきます。 そんな鞄作りの日々をこれから綴ってゆきます。 今日はメールを送らなければいけないところが沢山あるのに、ネットワークが変で送れないでいます。 頼りにしている印刷屋さんの課長さんは今日お休み。明日彼が来るまでお手上げ状態。パソコン上にアクシデントが起きると私はひたすらパニくってしまいます。パソコン音痴の私ですが、ブログだけは今日も書いています。周りの皆にたすけられながら、ル・ボナーの一日は続きます。

Le Bonheur (19:06) | コメント(2)

Comments

  1. okuno より:

    ひととの出会い、つながりは大切ですね
    これからもどんどん松本さんの人柄がでるカバン、ページを作り続けてくださいね

  2. ル・ボナー松本 より:

    ありがとうございます、がんばります。

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