ル・ボナーの一日
六甲アイランドの夏
2006年08月06日
ル・ボナーの工房の前の人工の河で、エトランゼの親子が水遊びしています。
すぐ傍に、高層の外国人専用マンションがあるので、よく目にする光景です。
その横の方では、カナディアンスクールに通う子供たちが、薄いビニール袋に水を入れて、雪合戦ではなくて、水合戦をしています。この街はエトランゼが元気です。
この人工の街は良く出来ていると感心します。
街の中央を人工の河が流れ、その周りが1,5キロ近く公園状態になっていて車は通れません。
それゆえに、子供たちを安心して遊ばせることが出来ます。
河の両側にお店が集中的にあります。下のマップの左右、マップに載っていないところに住宅街の多くがあります。
住んでいる多くの人は、この街を気に入っています。しかし此処でお店をしている人の多くは、選択を誤ったと思っています。
神戸の観光スポットからは離れていて、島外からこの島にお客さんを呼び込むネタが少ないため、商圏としては厳しいところです。
此処にお店を出して良かったと言っているのは、親しいお店の中では、クラシコイタリアのオーダースーツを作っているお店と世界からペットグッズを専門に仕入れているお店の店主たちと私ぐらいです。
と言うことは、特徴のあるお店ならやっていける場所だということです。
個性あるお店が多く出店して、既製ぽくない商店街になったらなんて楽しい事だろう。
この街で、お店を始めた最古参の私は思っています。
ここのところイタリアの本を夜な夜な読んでいます。
ベニスはアドリア海の浅瀬に、人力で作られた不思議な街です。ベニスに住む住民が育て豊かにした人工島です。ベニスに足を踏み入れるのが楽しみです。新鮮な驚きが待っているような気がします。
六甲アイランドも住民と事業者が協力して、21世紀の日本のベニスになると良いなぁー。豊かさは時が育ててくれると信じて。
Le Bonheur (21:01) | コメント(0)
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