語学不堪能、方向音痴、融通がきかない老夫婦二人のパリ散歩が始まりました。オペラ座近くのホテルだったら徒歩での散歩でもいけるけれど、泊まったホテルは凱旋門より西のエトワールなので地下鉄利用。10枚綴りのキップのカルネを購入して、初めてのパリ地下鉄にドキドキしながら乗車。そして地下鉄1号線でコンコルド広場下車。まずはオランジェリーへ。ルーブルやオルセーは混むし作品数が多すぎて短い時間の滞在だと厳しいと思った。そこで美術館はオランジェリーのみ、モネの睡蓮の超大作を眺めながらゆったりと。この選択は正解だった。このモネの睡蓮8大作の前で時を過ごすと心が平穏になれる。では撮った8大作の画像を公開。長すぎて広角16mmでないと収まらない。
圧巻の睡蓮8作品に包まれて時が過ぎてゆく。目があまり見えない状態の晩年に描かれた作品だなんて信じられない。素晴らしい魂の声を聴かせて頂きました。帰り際売店で縮小サイズのこの長い作品たちのポスターを入手。でも後で気づいたのだけれど、この規格外の縦横比だと既成額はないから特注で額を作らないといけないじゃないですか。まあいいかぁ〜。
欧州の良い所は、美術館の絵画がガラス越しじゃ無く、観られる所ですね。