ル・ボナーの一日

「山の上ホテル」昭和な日本の慎ましさ

2016年01月13日

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息子が結婚する事になり、結婚式前に両家家族で食事会をするこになりました。息子が選んだ場所は東京御茶ノ水の「山の上ホテル」の天麩羅屋さん。「学士会館」を知るまでこのホテルを東京出張時何度か利用していた。しかし、宿泊費の差から学士会館をチョイスしもう何年もこのこぢんまりとした昭和の佇まいが残るホテルに泊まる事はなかった。ここのフロントでチェックインする時から感じる、いや坂を登ってホテルに向かう時からすでに感じる「安らぎ」。見栄を張らずに自然体で過ごせる小さな上等なホテル。

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小さなバーも何か良い感じ。今度泊まる時は入ってみよう。

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部屋では生花の一輪挿しが迎えてくれる。部屋の調度品は長い年月修理しながら使い込まれた味わいが有り、決して高級ではないけれど居心地良い。

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ランドリーバッグも渋い。持ち帰りたくなる魅力を持っていたけれど、私は大人なので撮るだけ。

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泊まった部屋は最初の画像の右側山の上の文字のところの庭付きの部屋。鳥たちが水飲みに来ていました。

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息子たち夫婦(結婚式はまだですが婚姻届けをだしてもう一緒に暮している)はこのホテルで一番有名な「モーツァルトの部屋」。トップ画像ではHILLTOP HOTELの文字の下の唯一の6階のお部屋。この螺旋階段を上って入る。

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中にはオーディオ。壁を隔てて隣がないので大きな音で聴いても大丈夫。やはり特別な部屋でした。

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何だろう、この居心地の良さは、それに加えて懐かしさは?そうか!去年泊まりたかったけれど泊まれないで高い朝食を二日連続で食べに行ったニューヨクのアルゴンキンホテルに空気感が似ている。マチルダはいないけれど「山の上ホテル」は東京のアルゴンキンホテル。

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外観は全然違うけれど、中に入ると同じ空気感がある。6月U.S.A.出張?にてボンジョルノ松本撮影。

これから東京出張時には学士会館とこのホテルを交互に利用したいなと思っています。どちらも御茶ノ水神保町界隈なのは、この街が東京都心で一番好きな地域で、その文化もこの二つの宿泊施設は大事に残していると思う。

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ここの名高い和朝食。確かに美味しそう。

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しかし和朝食は次回の楽しみに置いておいて、私はプレーンオムレツの誘惑に負けて洋朝食。アルゴンキンで二日連続食べた中までカリカリに火が通ったオムレツとは別次元のこれぞホテルのプレーンオムレツ。このジューシーさが私は大好き。

アットホームなそれでいて控えめな接客が心地よい小さなホテル。また帰って来ます、今度はモーツァルトの部屋に泊まろっと。

Le Bonheur (18:22) | コメント(1)

Comments

  1. ノブ より:

    おめでとうございます。幸せをいっぱい御裾分け頂いたような気分です。

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