ル・ボナーの一日

「ミネルバタイプのパパスショルダー」遅れましたが半分できました。

2015年09月27日

組み上げて頂いている職人さんの体調不良などのアクシデントも重なり、完成が遅れに遅れていたミネルバボックスタイプのパパス・ショルダーバッグが出来上がりました。ただまだ半分。全部で4色80個作っていますが、今回はその半分の40個が完成。残り40個も続けて作ってもらっていますので、来月中には残りも完成するはずです。その為、予約分と卸先に送る分を抜くとル・ボナーの在庫は店頭に並ぶ各1個のみ。なので新たにご要望あるお客様は来月中に出来上がるであろう製作分の予約をinfo@kabanya.netまで宜しくお願いいたします。その後、シュランケンカーフタイプのパパスショルダーが多色ミネルバタイプ以上の数の組み上げが続きます。

_DSC4604.jpg

グリージオとオルテンシア。前回から新たに加わった「オルテンシア」って紫陽花の事なんですね。

_DSC4605.jpg

タバコとコニャック。

今回パパス製作が遅れに遅れている理由は、組み上げをお願いしている職人さんの体調不良が最大の理由です。ル・ボナーで衰える事なく人気一番のヒット製品であるパパス・ショルダーの生産数が上がらないと苦しい。ル・ボナー製品を組み上げてもらっている職人さんたちは還暦を過ぎた人が多く、数をコンスタントに上げる事が年を追うごとには厳しくなってきています。今回のような遅れが今後発生しない為にパパスを組み上げられる職人さんをもう一人増やせないかと探した。

_DSC4609.jpg

その時、大きな問題点があった。多くの数を上げる事を優先する職人さん(でないとプロではやっていけない)に作ってもらうと、この内縫いのふくよかさとシンメトリーが出ない。その部分に目を瞑る事はできない。やはり完成が遅くなっても丁寧な仕事をするこの職人さんにお願いするしかないと思った。パパスは今のクオリティー守ってそれ以上を模索してこれからも作り続けていきます。びっくりするエージングが楽しめるミネルバボックスタイプのパパス・ショルダーバッグは税込64,800円。

Le Bonheur (19:10) | コメント(0)

Leave a Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。

アーカイブ