最後にシュランケンカーフの残心小銭入れがやっと完成。これで一通り残心革小物は一段落。ただ最初に作った品が徐々に在庫薄状態になりつつあるので、再生産をすぐに計画しないといけません。これから時々定番以外の革やカタチも加えながら、この残心シリーズのリピート生産を繰り返していきます。60歳がもう間近になった私が発想した革小物の最終形。
シュランケンカーフタイプはオレンジ、ライムグリーン、トープ、バイオレット、ジーンブルーと、折り財布や名刺入れと共通。小銭は当然、それに加え三つ折りにしたお札もほどほど入るし、カードーだって小銭でふくらんでも裏に一枚は確実に挿せる。なのでこの小銭入れだけでも事足りる。
そしてフラスキーニ社のデッドストック革とエレファントでも作ったので、3点セットにて店頭限定販売。フラスキーニ社のムスタングと型押し(両方ワイン色)はセットで税込32,400円。エレファントは税込54,000円。
だがブログアップして紹介するのが遅れてしまった為、現在店舗にはフラスキーニ社のはムスタング1セットのみ、エレファントは茶が1セットのみという情況です。ごめんなさぁ〜い、思った以上にに早く売れてしまっています。これからも時々ストック革でも残心シリーズは作っていくのでお許しください。ただエレファントではもう作らないと思う。今回作って分かったのですが、エレファントの革表面の凹凸が深過ぎるのとヌバック調の質感が災いして、薄く割ると漉き損じが出て2/3が没という事態になった為。結構ショックでした。
使うとその良さが分かって頂けると思います。革の質感を伝える為、その事に特化したシンプルなフォルム。それでいて使い勝手を満たす工夫は省いていません。次回は残心長財布も加えようかなぁ〜。
やはりエレファントの残心は最初で最後ですね。2/3が漉き損じたとは想像以上でした。採算が合わない仕事をお願いしてしまいました。でもエレファントの質感に優しが調和された逸品です。本日早速デビューさせました。カードでのドッキングは、素晴らしいアイデアです。