デジカメ趣味現在進行形。自分に合ったデジカメと出会うまで長い道程でありました。撮った画像がどうこうと言うより、撮る事を楽しめるデジカメを求め続けた。一眼レフはか弱い老いた私には重くて普段持ち歩くには厳しい。キヤノンの50mmF1.4のレンズが今でも一番好きなのだけれど、ボディと合わせた重さがネックで持ち歩けない。そしてその後彷徨を続けた先に見つけたデジカメがソニーのNEX-7。クラシックな外観好きの私ではあるけれど、そうではないNEX-7にはまった。私はカメラ本体の外観以上にレンズの外観が好きで、クラシックタイプのMFレンズが好きだ。そのMFレンズを楽しくピント合わせするのに、NEXのMFアシスト機能は抜群に使い勝手が良くて、老眼が進行しているボンジョルノでもピント合わせが苦にならない。そして提げていて苦にならない重さ。その上質感も上質で、クラシックなアナログカメラ風に逃げない勇気あるデザイン思想だと今では思うようになっているボンジョルノ。
主に装着するレンズはコシナのノクトンクラシック35mmF1.4。このレンズの外観にはうっとりする。一眼レフ用の35mmF1.4のレンズだと滅茶苦茶大きくて重い。その同じ性能をこの美しくコンパクトなレンズで可能にする。
そのMマウントのレンズをこのNEXに装着する為,KIPONのマクロ撮影可能なマウントアダプターを介している。これは最短撮影距離70cmのこの35mmF1.4のレンズにはありがたい機能。ただ勝手に動く事があって、無限遠撮影の時ピントが合わずに撮れたりする事があり、現在革製ストッパー装着(上の画像のアダプター部分に貼付けている革)。マクロ撮影時はこれをはがす手間が必要。はがしてマクロ撮影終了後また貼る。なんてアナログな事か。でもそんな手間をかけながら撮る一枚一枚が愛おしさ増す。12月にはコシナからマクロ撮影可能なストッパー付きのマウントアダプターが発売になる。これはいくしかないだろう。
唯一はがゆさを感じるのは、APS-Cの為レンズの画角が1.5倍になる事。Gマウントのツアイスレンズもマウントアダプターを介して使えるけれど、28mm、45mm、90mm、35~70mmのレンズたちが1.5倍画角だと楽しさ半減。そんな思いを持っている時にソニーさんは酷な事をする。NEX-7の使い易さと楽しさを進化させたフルサイズの「α7」を、11月15日から販売が開始すると発表。これには参った。動揺している。NEX-7でデジカメの彷徨は終わると思っていたのに。そうはいかないみたい。
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