ル・ボナーの一日
ライターN氏がちょっとだけ来店
2013年05月08日
親しくしさせて頂いているライターN氏がゴールデンウィークの最終日の夕方ちょっとだけ来店。神戸で時計ブランドのブライトリング・ジェットチームのエアーショーが開催されその取材での来神。バーゼルでの取材が終わったばかりだというのに、多摩の山奥の自宅で落ち着く暇もなく大変忙しくされているN氏です。
N氏は時計を主に多くの雑誌で執筆しているフリーライター。7年半前に雑誌「サライ」の取材の時始めて知り合い、それ以後折りに触れ親しく交流させて頂いています。そのライターN氏が毎回レギュラーで書いている台湾の雑誌にル・ボナーの「マエストロ」を紹介して頂き、その雑誌を持って来て頂いた。
中国本土も含めた中国語圏セレブ向けの雑誌です。この雑誌に載せて頂いたのは2度目で、前回「ディプロマ」を載せて頂いた時にはいっぱいの中国語の電子メールが来て驚いた。今回はどんな反応があるか。
ライターN氏は時計だけでなく、カメラ、筆記具、鞄、靴、ギター、洋服、帽子、メガネ、アウトドアグッズ、自転車、ミニカーと多岐に渡るモノに対する造詣が深い方で、興味がない人が見たらガラクタの山のような膨大なコレクションを蒐集していて、N氏の綿密な説明文を加えれば二十世紀のモノ博物館として立派に成立すると私は確信するのです。
そんなライターN氏が取材旅行の時いつもお供するアルミケースが前々から気になっていた。「リモア」のパイロットケース。機内持ち込み可能サイズで上蓋開閉式のハードなスーツケースは現在これしかない。鞄で鞄職人ボンジョルノがル・ボナー製品以外で入手したいと思う唯一の鞄。ううん〜悩ましい。
でもってライターN氏の忙しい中でのル・ボナー来店の真意は何だったのかと言うと。
「少し前ブログで書いていた万年筆ってこれの事ですよね?」と取り出した万年筆は、まぎれもない日興エボナイト社製のリップル柄の万年筆。それもボタンフィラータイプの極太。ボンジョルノが気付く随分前に興味を持ちオーダーしてましたよと。価格はこのタイプで6万円前後の納得価格。そうだったのか、自慢したくてハードスケジュールの合間を縫って来店されたということか。確かに悔しい〜。参りました。
そして一時間ほどル・ボナーに滞在して多摩の山奥へと帰って行かれました。
Le Bonheur (21:14) | コメント(0)
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