ル・ボナーの一日
古山画伯と行くイタリアスケッチ旅行 4
2012年11月13日
11月11日
ヴェローナからお伽の都市・ヴェネツィアへ。その道すがらの高速道路から見える風景を眺めながら、突出した建造物がなくアースカラーな家々が続く風景が優しい。そんな風景が見飽きなく愛おしくかんじられる。そんな普通なイタリアの風景が、普通な人たちが豊かな心で生きれる国だと語りかけてくるように思える。
やって来ましたヴェネツィアです。水上タクシーでの入島です。当然特等席のオープンデッキにてカメラを片手にワクワクドキドキ。今年最大のアクアアルタ(150cm)が我々のツアーを迎えてくれました。ただそれは満潮時(1日2回)の事で一日中浸かっている訳ではないとの事。珍しい自然現象も逆手に取って楽しめればと思うのです。その為水没しない場所に船を付けて、迷路のような道を通りホテルまで。
3泊滞在するホテルは、サンマルコ広場近くの好立地な場所にある。
やれ具合がいい感じのヴェネツィアらしさ満点のホテルです。
夕食を予約しているレストランの場所までは、アクアアルタ満潮時が間近だった為、水に浸かった部分を避けて大回りして細い路地から路地へ。これは完全にこの街に慣れた添乗員さんに頼るしか行き着けなかった。そんな事だけでも楽しい。
夕食後(アクアアルタ絶頂時間)にホテルに一度戻り、夕食後有志を募ってアカデミア橋〜リアルト橋経由 サンマルコ広場横断の夜の散歩へ。これは昨年のスペイン旅行の時に、トレドで2夜連続で決行し好評だった行事。いい大人たちが何度もこんなパフォーマンスを撮りながらの散歩。笑いながら通り過ぎる人たちの事は気にもしない。
サンマルコ広場に着いた頃にはアクアアルタも収まりつつある時間だった。でもまだ水は完全には引いていなくて、でも広場のの中央部だけは濡れないで歩ける状態になっていた。旧約聖書のモーゼが海を切り裂いて道を造った気分で、その中央部分を歩む私たちでした。そしてホテルに無事戻って参りました。おやすみなさい。
Le Bonheur (05:50) | コメント(1)
みんなのとぼけた感じがいいですね(笑)
Re: ボンジョルノ より
まったく馬鹿馬鹿しいですが、
毎回やってしまうんですよね。