ル・ボナーの一日
ついでにちょっとお買い物
2012年03月30日
昨日は木曜日で定休日。ただ色々仕事と宿題?が山積みで、のんびり休んでいられる状態ではないのだけれど、チャーをあのオタニ動物病院に連れていかないといけないので休んだ。そんな事は知らぬチャーはスヤスヤ。
麻酔かけて犬歯を抜くのは、今回は飼い主側の心の準備がまだ出来ていなくて先送り。今日は狂犬病の注射だけなのに、当然チャーは知るすべもなくガタガタ震えている。本当に心の底から怖いらしい。
帰り道そのまま帰るのはもったいないので、それぞれが行きたいと思っていたお店を訪れる事にした。チャーがいるのでお昼ご飯はコンビニで買って公園でピクニック気分。日差しが気持ち良い。
私が行きたかったのは旧居留地の端の方にある高砂ビル。古〜い戦前築の建物で、昭和レトロなお店がある雑居ビルヂング。玄関は摩訶不思議なワンダーランドランドへ招き入れる気配濃厚。ただ私の目的のお店はここからではない。
その横の方のジュースとタバコの自販機がいっぱい並ぶ場所の奥。奥右のドアをノックして見せてくださいと言わないと、シャッターは閉まったままで電気もついていないお店。元々このビルの持ち主が帽子の輸出業で財をなし、その時の在庫がまだまだ倉庫に眠っていて、その帽子をやる気なさそうに売っている穴場なお店。
そこで今回はパナマを3つ。しめて3,000円也。禿げオヤジには必需品のパナマ帽だけれど、冬場の帽子と違って消耗品。気に入ったパナマ帽を出来るだけ安くいっぱい持っていたいと願うボンジョルノにとって、なくてはならないお店なのであります。これでパナマ帽も8つになりこれから暖かくなっても大丈夫と思うボンジョルノでありました。
ただ一つ問題がある。内側のテープ部分の塩ビがボロボロになっている。なっていなくてもすぐなる。倉庫に眠っている間に経年劣化したのだ。私の場合その部分を革で補修して被るので問題ないけれど、直せない場合それを我慢できるか。でも1,000円。
ハミが行きたいと思ったお店は、東門街にある古道具屋さんの「生田ギャラリー」。私たちが結婚したばかりの頃から訪れている。小さな庶民派の骨董屋さん。そこでお気に入りの古道具を少し買った。お店は12時オープンと書いてあるけれど午後1時オープンと思った方が良い。今回も少し待った。今日はいつもの息子さんでなくてお母さんがお店番で、ハミはお買い物より会話の方が弾む。
まず私が注目したのはこの小さなトランク。日本のトランクで三越の刻印が入った品は一級品。この小さなトランクも三越製。小さなトランクは使用頻度が高いのでコンデションの良い品は希少。このトランクはまだ革が生きていてハンドルも錠前もまだ大丈夫。内貼りを張り替えれば十分現役。
それとこの小さな鏡台は可愛いとハミが。裏を見ると「回轉鏡台」と。クッルと回って鏡部分が出て来るギミック。
それと少し背の高いこの椅子を購入して、しめて13,000円也。
春の日差しが心地良い日。ささやかなお買い物を二人でした。
チャーは車の中で一匹だけでお留守番。なので吠え続けております。
まだまだ大丈夫なようだ。
Le Bonheur (21:53) | コメント(1)
その帽子、何だか見覚えが。。。
写真左奥のは「自分より恰幅のいい人の方が似合う」と購入を断念し、中央のは色が上品な上にカジュアル感があって汚れも目立たず気に入っていましたが「購入数9つ以上は多すぎる」と青くなり、右奥のは「このケバケバしいリボンをいっそ取ってしまおうか」と本気で悩んだ帽子です。確かにその3つは倉庫の中でも品のいい商品でした。「まだ倉庫にあるはず」と油断したのがまずかった。
でも素敵。
お店に寄る際、もしよろしければお見せ下さい。
Re: ボンジョルノ より
私はおとなしく3つです。
良いですよ。