ル・ボナーの一日
革を巻いて楽しむ
2012年03月13日
革巻きして楽しんでいるボンジョルノです。
これは革鞄職人である私の特権だと気がついた。
そこで差別化を謀る事で普通なモノが特別のモノに変わる。
その最たる品がカメラ。
グリップ感が増して、
良い一枚が撮れるんじゃないかという錯覚すら感じる革巻き仕様。
でもそのままだとヤフオクでは売れません。
エレファント革が似合っているGR DIGITAL Ⅲ ワイドコンバージョン装着仕様。
EOS 5D はエルメス仕様ライカで使っていた、
同じトープ色のシュランケンカーフを巻いてみました。
最も革巻き重装備の EOS 50D はグリップ感を考えながら貼っていたらこうなった。
グリップ力抜群のクラシコバッファロー革がいいエージングしてきました。
この オリンパスE-P1 は貼るとイメージ悪くなるのを確認したので、
最小限に押さえてエレファント革をそれでも貼ってます。
顧客の方が「新しくカメラ買ったよぉ〜」と持って来られたら、
喜んで革張りしているボンジョルノでありました。
時計ケースもフラスキー社のデッドストック革を貼り替えてみました。
数千円で買った時計ケースが上等になりました。
当然中に収めている時計たちは自前で作った時計ベルトたち。
今クリスペルカーフ使って作った時計ベルトが大変気に入っておりますが、
時計ベルトの製造販売は現在休止中。
万年筆の革巻きも上達しました。
巻くと元は何ていう万年筆だったのか分からない。
普段使っている仕事用の筆記具にも革を巻いてグリップ感と質感アップ。
筆記具の革巻きは、本当はこのタイプあたりが一番理にかなっていると思う。
いっぱいは買えない?ので、持っているモノを私なりに楽しむ方法がこれ。
愛着増します。
Le Bonheur (08:22) | コメント(2)
Comments
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ペンの革張りはいいなあ。同じような色の軸のシャープペンシルやボールペンなんかを一目で区別できますから。軸が太くなり,見た目だけでなく書きやすさも握り心地もアップするのでしょうね。カメラははがすときれいに元通り(ボンドとか)になるのでしょうか?
その昔、「チリチリリーン」と鳴る電話機にカバーを掛けている時代がありました。私は秘かにあれを「バカカバー」と呼んでいましたが、カメラは良いとして、ペンに革を巻くと間の抜けた覆面レスラーみたい。何事も程々が良いと思うのですがねえ…。
Re: ボンジョルノ より
文庫本をカバーに入れて読んでいるのは日本人だけじゃないでしょうか。プンちゃんは?。でもってカバーではなくて革貼りです。革を貼るだけで10万以上する万年筆がある訳ですから、ペン先は気に入っているのに軸の質感がイマイチと感じた万年筆をこんな風に楽しむのも有りでしょう。