ル・ボナーの一日

ドキドキする革と出会った

2012年02月09日

IMG_6991.JPG 今週の月曜日は古着屋めぐりの為に東京へ行ったのではない。それはついででドイツ・ペリンガー社の社長さんに会うのがメイン。世界のクロームなめしの革は現在散々たる状態で、上質な革を作ろうとするタンナーは本当に少なくなっている。そんな中ペリンガー社の作るクロームなめしの革は、タンナーの良心が感じられる革たちだ。 そんな革たちのスワッチを見て触って吟味していた。すると指先に懐かし感触を思い起こさせる革があった。北欧の革でフェルディナンドカーフというねっとり感を持った魅力的な革があった。その革に似た手触りを感じる革が。ル・ボナーの定番で使っている革たち意外に、新たに加えたいという思いも手伝って3色で注文してしまった。ねっとり柔らかな質感のクローム革なのにカタチにした時表面に粉を拭く革で、その白いオイル部分を拭き取ると艶がでてくる革らしい。この革で作ると良いだろうなと想像できるカタチがある。届くのは半年後だけれど今から楽しみだ。

Le Bonheur (23:36) | コメント(0)

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