ル・ボナーの一日

ビンディングペダルとシューズへの後悔

2011年09月17日




まだ六甲アイランド外周道路一周10キロの自転車の日課は続けられている。続けられている自分に驚いている。楽しいのだ。そんな自転車に乗るのが楽しいと感じている私は少し欲がでた。70年台の自転車でも、現行のパーツを加えればもっと楽にスピードをアップ出来るのではと考えてしまった。そしてビィンディングペダルとシューズを入手した。そのシューズは自転車に乗らないで歩行する時にも楽なように作られた便利なビンディング用シューズ。それで漕ぐと確かに楽だしスピードもアップ出来るように思えた。しかし楽しくないのだ。私的には美しくないのだ。





機能を基準にチョイスした時私は何度も失敗する。美しいと感じたり質感が豊かと感じたり、そういう事を基準に道具を選ばないと愛着持って使えない自分である事を時々は忘れて失敗する。やはりトゥクリップのペダルに戻し、時代遅れの革のサイクルシューズで走る事にしよう。

Le Bonheur (09:21) | コメント(4)

Comments

  1. たかたか より:

    こんにちは。
    先日購入させていただいたマローカーフのビジィーが活躍する出張を心待ちに、毎日、パパスで通勤しています。
    今回の日記。末尾のコメントこそ、現代鞄よりもル・ボナーの鞄を愛するヒトの理由だなぁ、と感じ入りました。
    これからもご活躍ください。
    <末尾コメント>
    機能を基準にチョイスした時私は何度も失敗する。美しいと感じたり質感が豊かと感じたり、そういう事を基準に道具を選ばないと愛着持って使えない自分である事を時々は忘れて失敗する。やはりトゥクリップのペダルに戻し、時代遅れの革のサイクルシューズで走る事にしよう。
    Re:ボンジョルノより
    そんな風にご理解頂きありがとうございます。
    本業のカバン作りではその考えを通しているつもりなのですが、
    趣味となるとまだ揺れ動いて失敗を繰り返してしまいます。

  2. Show より:

    はじめまして。愛情が持てる美しい道具でなければ長く使えないですね。共感を感じてコメントしました。
    Re:ボンジョルノより
    使い手が愛情をかけたくなる道具がやはり良いです。便利や多機能を最重要に作られた消耗品は、
    やはり私の場合愛着が持てないようです。

  3. ペリカン堂 より:

    本を読むとしばらく練習すれば着脱も簡単にできるとありますが、我慢して3ヶ月くらい使用しました。
    やはりダメで落車続きで体中擦り傷だらけ、メーターのセンサーは外れるで、結局断念しました。
    引き足の効果を実感できるのは急坂の上りくらいという感じもしました。あまり落車が続くと自転車に乗るのが嫌になってしまいます。
    やはり楽しくなくちゃ!!
    Re:ボンジョルノより
    やはり遅くてもレトロな風情で乗った方が全然楽しい自分である事に気付かされました。
    安全の為にヘルメットは必修と言われてかぶって乗っていますが、
    近々カスクを入手してそちらでなんて思っています。

  4. simprinciple より:

    お久し振りです。
    楽しく続けられてるそうで、もっと欲が出ちゃいますよね。
    でもきっと、あのバイクには、トゥー・クリップの方が合いますよ。
    そろそろお身体の動きにもキレが出てきてませんか?
    また読ませて頂きます。
    Re:ボンジョルノより
    トゥクリップの方が間違いなく良いと変えてみて実感しました。同じ平均速度24キロで一周10キロ強を走っていますが、始めた頃に比べて楽にこなせるようになってきました。

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