ル・ボナーの一日

アルファロメオ145がラジエター交換から戻って来た

2011年05月30日




台風の影響で今日は朝から強風を伴なった雨が降っていた。これでは水嫌いで高齢で足腰が少し不安定になってきた愛犬・チャーを連れだっての出勤は大変だ。なので滅茶苦茶近い距離(自宅からお店まで車だと1〜2分)ではあるけれど愛車・アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型で出勤する事にした。チャーも嬉しそうに指定席のリアシートに鎮座している。それにしても5月に台風が接近するなんて何か変だと感じて怖くなる。


それでもってそうなんです。ラジエター交換で入院中だった私のロメオ君が戻って来ているのです。修理代は工賃込みで45000円でした。主治医をディラー使わず市井の自動車修理屋さんにお願いするようになって正解でした。この値段でラジエター交換はディラーでは絶対してくれないでしょう。こんな感じでこのアルファロメオ145クワドリフォリオ前期型を維持していけるなら末長く付き合っていける。

その時エンジンオイルも交換してもらったら、交換前はギクシャクした乗り心地だったのがその事だけで嘘のようにスムーズな加速感。この時代のアルファロメオのツインスパークエンジンは傑作だ。車との会話を楽しみながらドライブ出来る。この車とこれからも一緒に歳をとっていきたいと思った。



今年でアルファロメオ生誕100年。アルファロメオを体験したのは22歳の時だった。知人が4ドアセダンのアルファロメオを入手してセカンドシートでその走りを体験した。セダンなのにスポーツカーの走り。危険すら感じるその走りは官能的だった。そのアルファのハートを今30年を経て自らの友としている。このアルファロメオのエンブレムは私にとって特別だ。口の悪い友人はエンブレムだけでしょうと言うけれど、そのエンブレムも含めたアルファロメオは私の大好きなイタリアそのもの。このアルファ145は中古車市場では10数万円の価格でも売れにくい車だ。でも私には維持している事が誇りに思える愛車。



雨中の走行はあまり得意な車ではないけれど、今日は老犬・チャーのため走行時間数分の雨の中の走行。そんな短い走行でも気持ち良いからと3000回転以上をキープしてツインスパークエンジンの音色を楽しんでいる。移動の道具としてはお勧めできないけれどこの車は面白い。

Le Bonheur (00:32) | コメント(0)

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