ル・ボナーの一日

万年筆の伝道師・川口御大来店

2011年05月06日




セーラー万年筆の万年筆の伝道師(古山萬年筆画伯がそう名けた)の川口御大が、関西の親方と一緒にル・ボナーを訪問して頂いた。関西の親方は昨日もしげおさんと来られたので、二日連続の来店だ。なぜかル・ボナーには萬年筆関連の方々が多く来られる。楽しいからいいけれど何故なんだろ〜。



鞄購入が目的で来られたのだけれどまずは萬年筆でしょう。早速私の使っている?萬年筆をチェックして頂いた。そんなつもりでのル・ボナー来店ではなかったのでペン先調整道具はホテルに置いて来られているけれど、関西の親方が昨日買って頂いたダークグリーンのパパスには常駐していた。そしていっぱいの万年筆の調整をお願いした。川口御大のペン先調整は、その萬年筆が持っているスペックを引き出す調整。特に私の持っている戦前の鍛造ニブの萬年筆たちを楽しそうに調整して頂いた。10本以上診てもらったかな。ありがとうございました。



その川口御大が入手したのはディプロマだった。多くの萬年筆愛好家に支持されているパパスではなくて、渋い大人が似合うディプロマ。このスマートなショルダーバッグが似合う人は限定される。川口御大は似合っている。私は似合わなかった。関西の親方も似合わない。やはりパパスだ。

パパスは早くも次回生産が決定した。ディプロマも少し時間はかかったけれど在庫があとわずかになったのでいよいよ再生産しないと。次回は黒、バイオレット、ジーンブルー、スカイは決定。あと何色を作ろうかなぁ〜。

Le Bonheur (22:24) | コメント(3)

Comments

  1. ぴこりん より:

    「渋い大人が似合うディプロマ」なんて言われてしまうと、なんか私が持ってていいのか悪いのか分からなくなりますが(苦笑)。
    時々日差しが強い今のロンドンにはよく映えます。あとはついついいっぱい物を入れすぎてしまう癖をなんとかしないと。
    Re:ボンジョルノより
    渋いという言い方より洗練されたと言った方が良いかもしれません。ロンドンでオレンジ色のディプロマが映えている事だと思い描いております。ボローニャでのリニアペッレが10月16日からで、2日のロンドンのペンショーとの間をどう埋めるのか現在思案中。というより屁理屈考え中。

  2. ロクリンパパ より:

    本日のワーグナーで会った方がディプロマをお持ちで、神戸まで出かけて入手されたとの話をうかがいました。やはり万年筆話で大いに盛り上がったとのことでした。
    Re:ボンジョルノより
    万年筆に興味をお持ちの方がル・ボナーに来店されるとまずは万年筆の話しです。森さんの場合はカメラでしたが。私の場合はパパスを卒業してディプロマにはいけそうにありません。

  3. つきみそう より:

    ル・ボナーでは、お客様に無用にお声をかけません。いらっしゃいませ、と言ったらそれっきりです。
     さすが職人、無愛想なのも味の内、なんて思いつつ、萬年筆やカメラを取り出したり、そっち系の話題になったりすると、突如ボンジョルノが饒舌になり、引き出しからいろんなものが出てきて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
     ル・ボナーの店内では時計が早く進む、ある種の相対性理論が確立しそうです。
    Re:ボンジョルノより
    カバンの事を聞かれたらいっぱいお話ししますよ。
    万年筆やカメラのお話しは販促活動の一環なのであります。といくら言っても信じてもらえない哀しきボンジョルノ。5本挿しのペンホルダーは宜しくお願いしまぁ〜す。

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