セーラー万年筆の万年筆の伝道師(古山萬年筆画伯がそう名けた)の川口御大が、関西の親方と一緒にル・ボナーを訪問して頂いた。関西の親方は昨日もしげおさんと来られたので、二日連続の来店だ。なぜかル・ボナーには萬年筆関連の方々が多く来られる。楽しいからいいけれど何故なんだろ〜。
鞄購入が目的で来られたのだけれどまずは萬年筆でしょう。早速私の使っている?萬年筆をチェックして頂いた。そんなつもりでのル・ボナー来店ではなかったのでペン先調整道具はホテルに置いて来られているけれど、関西の親方が昨日買って頂いたダークグリーンのパパスには常駐していた。そしていっぱいの万年筆の調整をお願いした。川口御大のペン先調整は、その萬年筆が持っているスペックを引き出す調整。特に私の持っている戦前の鍛造ニブの萬年筆たちを楽しそうに調整して頂いた。10本以上診てもらったかな。ありがとうございました。
その川口御大が入手したのはディプロマだった。多くの萬年筆愛好家に支持されているパパスではなくて、渋い大人が似合うディプロマ。このスマートなショルダーバッグが似合う人は限定される。川口御大は似合っている。私は似合わなかった。関西の親方も似合わない。やはりパパスだ。
パパスは早くも次回生産が決定した。ディプロマも少し時間はかかったけれど在庫があとわずかになったのでいよいよ再生産しないと。次回は黒、バイオレット、ジーンブルー、スカイは決定。あと何色を作ろうかなぁ〜。
「渋い大人が似合うディプロマ」なんて言われてしまうと、なんか私が持ってていいのか悪いのか分からなくなりますが(苦笑)。
時々日差しが強い今のロンドンにはよく映えます。あとはついついいっぱい物を入れすぎてしまう癖をなんとかしないと。
Re:ボンジョルノより
渋いという言い方より洗練されたと言った方が良いかもしれません。ロンドンでオレンジ色のディプロマが映えている事だと思い描いております。ボローニャでのリニアペッレが10月16日からで、2日のロンドンのペンショーとの間をどう埋めるのか現在思案中。というより屁理屈考え中。