アタッシェは今でも多くのブランドで作られているけれど、トランクは見る事が少なくなった。アタッシェは年に一度ほどは作るけれど、トランクは久しぶりだ。アタッシェに貼る革に比べて倍以上の厚みの革で組み上げるトランクは、革が強度を担い、芯材と貼り合わせる事で硬度を生み出す。それに金属の枠で補強する。その三位一体を結び付けるのが手縫い。手縫いで絞り上げるごとに強度が増すのを実感しながら手縫いを進める。手縫いは時間がかかるが楽しい作業だ。
トランクに使う錠前はイギリス製の真鍮製にする事にした。イギリス製の錠前の仕上げは正直言って雑だ。しかし既成の錠前では最も雰囲気持った錠前だ。トランクにはイギリス製錠前が似合う。
錠前とハンドルを取り付けて外観はほぼ完成。強度を内側から補強して内装すれば完成。ル・ボナーらしいトランクに仕上がりそうです。クラシックな風情持ったトランクは、大好きな鞄です。
う~ん。。。
ステキですねぇ。。。
いつか、こういう鞄が似合う男に成りたい。w
Re:ボンジョルノより
トランクが似合う男は、
やはり柴又の寅さんでしょうか。
私も憧れます・・・・?。