ル・ボナーの一日
銀塩カメラを遊ぶ
2010年09月04日
つい最近までカメラには全然興味がなかったボンジョルノ。でもブログに画像添付するようになり、撮り続ける間に面白くなった。当然デジタルカメラだ。私にはそれで十分カメラの楽しさ満喫できた。ボケ味命と明るいレンズで全てボケボケでも、これぞボンジョルノらしい写真だぁ〜と悦に入りながら楽しんでおります。
カメラに興味を持ち始めて気が付いた。来店されるお客様たちには、カメラ好きが多い事を。万年筆と同様に楽しみ方色々。これもまた面白い。
特にアナログな銀塩カメラの世界は摩訶不思議なオジサンたちのワンダーランド。フィルムは手間だしお金もかかる。その上デジタルカメラと違って撮ったその場で確認出来ないから不安になる。何かと面倒多いけれどそれを愉しむ奥深い趣味世界。
物欲少ないP&Mの吉宗さんはデジタルカメラにはさほど興味を感じなかったけれど、ローライ35と出会ってアナログカメラ趣味に開眼したようであります。アナログ趣味的な筆記具・万年筆に魅力感じるタイプの人種は、銀塩カメラに共通の何かを感じるのかも。どこに行く時でも持ち歩きパチパチ撮っている。どんな写真が撮れているのでありましょうか。
そのローライ35をP&Mに持ち込んだ張本人T先生がル・ボナーに来店された。今回持って来られたカメラはローライ35とバルナック・ライカ。この時代のカメラたちの佇まいは、手仕事の魅力を十二分に伝えてくれる。万年筆、時計、オーディオetcと多趣味なT先生ですが、カメラ趣味は父上の影響もあり若い頃から。それがデジタル全盛の平成の今、復活したぁ〜。
そのT先生が『使ってみてください』とMマウントの35㎜と50㎜の最新のカールツァイス・レンズを持って来られたぁ〜!。これでライカM3が普通に使える〜。ファインダー以外借り物だらけのボンジョルノの銀塩カメラワールド完成型〜!。
90㎜で気持ちだけは『木村伊兵衛』と思いつつ撮るけれど、F2のズミクロンは初心者には非常にシビアなピント合わせ。ボケ好きもいい加減にしろというぐらいボケまくる。やはりライカは35㎜で気持ちだけは『アンリ・カルティエ=ブレッソン』で〜?。急にライカで撮るのが面白くなった。はたして撮った写真はいかがな仕上がりでありましょうか。現像した写真を見るのが楽しみです。。
メインはあくまでデジタルカメラ。そうでないとブログに画像添付出来ない。しかし格好から入るタイプのボンジョルノには、銀塩アナログカメラが大変魅力的に感じている次第です。安易でなくて作法が必要で、それが楽しい。その上撮って待つ時間が想像力も楽しませて頂ける。
Le Bonheur (20:55) | コメント(3)
Comments
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M3のときは35mmレンズのときのみ装着するのが正解と私はおもいます。
M2のときは135mmレンズのときに必要となる。
理由①最高のM3ファインダーを使わないのはもったいない
理由②M3のブライトフレームは50mm以上なので、35mmでは別途ファインダーが必要
ま、こんなことはどうでもよくて楽しい写真が撮れればいいので、小さな親切、大きな○○でした。
Re ボンジョルノ より
もうすぐ2度目の現像です。
どんな風に撮れているか楽しみです。
次回来られる時は必ず写真持って来てくださいね。
これからもご指南のほど宜しくお願いいたします。 -
フィルムを詰める、巻き上げる、空を観て光を読む、被写体とその廻りの光を考える、絞りとシャッタースピードを決める、ピントを決める、そして初めて構図を決める。いよいよシャッターを切る。ゆっくり味わうように、小さな小さな衝撃でチャッと切れる。柔らかい静かな音です。一眼レフだと同じフィルムカメラでもバシャッという大きな音。昔はキャノンAE-1の連射一眼のCMのワインダー音に憧れたけれど、今はフィルムで連射しようとは思わないです。
どんなふうに撮れているか?、でも1枚くらい気に入ったものができてるんですよねえ、ちゃんと。
Re:ボンジョルノより
レンズありがとうございました。使わしていただきます。少し恐縮、でも図々しく使うのがボンジョルノと思い、遠慮なくこれで撮っちゃいます。
今度来店される時は撮った写真を是非見せてくださいね。楽しみにお待ちしております。
ナゾかけの答が届きましたね
M3+35mmレンズ+イマレクトファインダー
Re: ボンジョルノ より
レンジファインダーがその画角だったということですね。なので35㎜の時のみ装着しております。だと整合性あるんじゃないでしょうか?
今日カメラ好きなお客さんが撮ったフィルムとデジタルの写真をじっくり見る機会があり、フィルム写真の魅力が少し分かりました。おなじ人が撮ってもそこには違いが見て取れました。ノスタルジーの差が。面白い。