ル・ボナーの一日
暑い夏は過ぎ去りし青春の思い出
2010年08月04日
ル・ボナー店舗前の人工の川では、この時期になると多くの親子連れが訪れ水遊び。
ル・ボナーに訪れる人の多くが、「まるでプールみたいですね」とおっしゃる。
その人の多さは商売には全然影響ないけれど、窓越しに見えるその風景は和む。
蝉も一斉に鳴き始めた。ただいつ頃からだろうか、神戸もクマゼミが主な鳴き声だ。
それにしても暑い日が続く。若かった頃は夏を積極的に楽しんだ(苦しんだ)。
しかし今の私はこの暑さと強い光の季節に、消極的に接するようになっている。
暑さに打ち勝てず、傍観者として早く過ぎ去って欲しいと願うのであった。
ただ夏の終わりだけは、「サザンオールスターズ」を聴きながら、
華やかな季節が過ぎ去る哀愁を楽しむ事にしよう。
チャーも寒暖どちらも弱いけれど、特に夏の暑さには完全グロッキー状態。
太陽に照らされて暑くなったアスファルトは40度以上。
その地面に最短の位置を歩き続ける座高の低いチャーは、
私たち人間の大人が感じている外気温以上の温度を体感しているはずだから、
それは相当きつく、少し歩くだけでハァーハァーしている。
お昼の散歩は自分からすぐ戻りたそうにしている。
食べる事が何よりのチャーでも、この季節は食欲減退。
今日は仕事しながらキャロルキングの「タペストリー」を流していた。
40年ほど前の、私が高校生だった頃流行ったアルバムだ。
他にサイモン&ガーファンクルやニール・ヤングをその頃よく聴いていた。
なぜかその頃聴いていた歌を聴きたくなる今日この頃。
その頃聴いていた曲は、歌詞見なくても一緒に今でも口ずさめる。
オーダーメイドでの注文を休止してから久しいけれど、
その前に受けた注文がまだ残っていて作っている。
ただ秋に向けての企画もいっぱい抱えていて、
そちらも同時進行しなければいけなくて、思うように進まない。
8月は秋に向けての大事な月。でも頭の中もオーバーヒート気味。
20歳代は毎年海や湖でキャンプしていた。
千葉・館山のキャンプ禁止の海水浴場でテント張っったら、暴走族の集団に石を投げつけられ、じっとテントの中で身を潜めて悪夢の過ぎ去るのを願った事もあった。
西伊豆でのキャンプでは台風が直撃して、一昼夜強風に飛ばされそうになるテントを支え続けた事もあった。台風過ぎた次の日の夜は仲間たちと花火大会。ロケット花火を手で持って撃ち合い戦争ごっこ。熱くて火のついたまま落しちゃった奴がいて、大量に山積み状態の花火に引火。実際の戦場のようになった事も今ではいい思い出。ただ何人かがその時やけどした。
そんなキャンプを毎年ひと夏に2~3度していた。ヘトヘトになりながら遊び仕事した20代の夏だった。貧乏だったけれど体力は十分あった20代のボンジョルノの夏の思い出。
あの頃はエアコンなんて買えないから、汗をかきながら鞄作っていた。
あの頃に比べてなんて恵まれた今の作業環境。その上夏を遊ぶ事からも遠のいている。
そんな恵まれた状況下なのだから、仕事をしっかりこなしていかないといけないと、ボンジョルノは思うのでありました。あの頃には二度と戻れないから、違った50代のボンジョルノの夏の思い出を作りたい。
Le Bonheur (21:08) | コメント(1)
最後の白黒は、もしかしてあれですか?
ピントは合ってるようなのに、あまりシャープでなく、何となく良さげな感じですが。(気のせいでしょうか)
Re: ボンジョルノ より
ハイ違います。
ハミが撮ったのを後で白黒加工しました。
ライカはこれから少しずつ。