ル・ボナーの一日

我が家のビーちゃんは絶好調

2005年11月25日

昨日は久しぶりに、我が家のビートル68年式で遠出をしました。車検帰りのビーちゃんは絶好調。始動一発で目を覚まし大きなエンジンの音を響かせます。環境問題が厳しい折、肩身を狭くしながら?300キロほどの走行距離を、ビーちゃんをなだめすかしながら走り出しました。 びーちゃんうえぶ.jpg .高速道路は80から90キロで巡航します。120キロぐらいは出るのですがエンジンが壊れそうな悲鳴を上げるので、そこまではあまり出しません。4速が高速用で下道では3速が大部分です。タイヤの巾が145しかないので、見た目空気抵抗の少なそうな形をしているのですが横風で左右によく揺れます。 高速でよく止まった過去の記憶がトラウマになって、今でもすぐに路肩に避難できるようにキープレフトの癖はなおりません。ちなみに68年式のワーゲンにはハザードが付いていません。ドア窓から手を出して後続車に知らせます。 サービスエリアで休憩していると、若者が近寄ってきました。何か言いがかりでもつける気かと思いきや、綺麗なビートルに乗っていますねと褒め言葉。彼はグローリー、ビートルに乗っているとの事。1978年式のドイツ本国で作った最後のビートルをそう呼びます。 古い車に乗っている人間は、その車に金では買えぬ価値を勝手に見出します。私もその一人です。若者のビートルは完全にオリジナルで、そのためボロボロだそうです。そんなことはないでしょうと若者のビートルに近づくと、確かにひどい。だが若者よ、貴方は偉い。 私のビーちゃんはボディーは全塗装、エンジンは新品のメキシコ製、足回りも総とっかえ、整形美人なのです。でもそれは言わずに、サービスエリアを後にしました。 エンジンウエブ.JPG ハミはビーちゃんの助手席に乗るようになってから、うたた寝をしなくなりました。80キロ走行で最新の車の160キロよりスリルを味わうと乗った人は言います。褒め言葉と受け止めて、ハミも一緒に愉しんでいるのだと信じています。 今回のドライブで、私は自信がつきました。夏以外はレンタカーを借りなくても、このビーちゃんで遠出ができると。今度は尾道に行こうと思っています。

Le Bonheur (22:11) | コメント(1)

Comments

  1. flog より:

    僕もオールドミニに乗っていますが、高速は左車線100km位ですね。まあ、年式は新しいですが。
     最近のクルマの方が圧倒的に性能はいいけど(前乗ってたフィットと父の乗ってるゼロクラウン)今の車には無い、何かが有りますね。

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