ル・ボナーの一日

ボンジョルノのヨーロッパ旅日記(6)

2010年06月10日




6月9日04時30分 プラハの朝も早かった。6時には2人も起きて来たので、吉宗さんと朝の散歩に行く事にした。ネット依存症の分度器氏は起きると同時に電波が来てるか確認している。プラハの街は朝が早い。多くの人が6時には行動開始している。街を歩いていて思った。この街はミラノに似ていると。 私以外の2社は、今は日本で入手しにくい文具を内外価格差を利用して買い付けるための旅行だ。町の文具屋さんの片隅に忘れ去られたように存在するデッドストックな品々。吉宗さんは魅力的な万年筆を多く入手していた。分度器組は小さな町々まで途中下車して、勢力的にデッドストック&日本未入荷の筆記具たちを購入する。それどれ違った切り口で文具と関わり、自身のアイデンティティーをカタチにしている。 そして今日は世界遺産のチェスキークロムロフに分度器組とバスで行く事に。チェスキーにはチェコ最大の文具メーカー「コヒノール」の直営店がある。吉宗さんは一人残りプラハを散策する。どうだったか夜再会して話しを聞くのが楽しみだ。


チェスキークロムロフには3時間ほどで到着。川の三角州に作られたお伽の世界。散策しながら小さなベニスと思った。


私は完全に観光モードだけれど、二人は今日も仕入れモード。分度器氏はまたづれ、K女史は重い荷物を常時持ち続けて手首がけんしょう炎ぽくなりながら、買い付けは続く。日本に入っていないコヒノールの製品をいっぱい買っていた。私もその時日本に入っていないコヒノールの万年筆をお土産用に買った。決して私用のお土産ではありません。


そんな風にお城見学もなく世界遺産のチェスキークロムロフを17時に後にした。


夜は吉宗さんと合流してプラハの中心にトラムに乗ってチェコの伝統料理?を食べに行った。代金を支払う段階で割高な料金だと感じた。プラハを知る事なく明日の朝には空港からプラハを後にする。明日の昼過ぎには私の大好きなイタリアの初めておと連れる都市へ。

Le Bonheur (07:00) | コメント(2)

Comments

  1. たけちゃん より:

    おはようございます。
    お元気そうで何よりです。わたしは夕べから学士会館に泊まっていますよ。
    食べても食べてもよく歩かれているので、痩せて帰ってこられるのではないでしょうか。イタリアに着いたら美味しいそうな料理の写真もお願いしま〜す。
     吉宗さんにアウロラ88クラシックを落として、エボナイトのペン芯が付け根で折れてしまいましたとお伝えください。
    残り数日、存分に満喫してきて無事にお帰りください。
    Re: ボンジョルノより
    交換修理だそうですよ。
    珍しい万年筆がP&Mに並びますよ。
    私も月末には学士会館に泊まる予定で〜す。

  2. しげお より:

    毎日、羨ましく覗いております。
    元気そうで何よりです。
    お帰りになりましたら土産話をお聞かせ下さい。
    吉宗さんによろしくお伝え下さい。
    Re: ボンジョルノより
    ボーローニャのホテルではコメントの返事書けなくてごめんなさい。ボーローニャではしげおさんの好きなビンテージオマスが色々ありましたよ。吉宗さんは色々な魅力的な万年筆を仕入れいたので、その品々が店頭に並ぶので、楽しみにお待ちください。

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