今月はクラシックで行こうかなぁ〜。
モンブランの146テレスコープ。146の中で唯一のセルロイド軸。この50年代のファーストマイスターシュティックがその後のモンブランを世界最高峰にしたと言っても過言でないと思う。私にとって、書くという行為において最もしっくりいく万年筆がこの146テレスコープ。ただ古くなって経年劣化したセルロイド軸の脆さにいつも怯えながら書いている。でもこの書き味のバランスには惚れ惚れする。
今月の時計は、100年ほど前の懐中時計にした。アメリカの懐中時計は鉄道の発達と共に進化した。そして車社会となり衰退した。良い時代のエルジンの鉄道時計。提げていると日差数秒、平らに置いていると日差数分。
時間を合わす時は、風防を開けてピンを引っ張りだしリューズで調整。
裏蓋を開けると、見事な機械彫りのムーブメント。大きなカチカチという音色を奏でながら時を刻み、それが心地良い。
レンズはライカのLマウントとエルマー35mmF3,5。このパンケーキレンズをL-MとM-Eマウント変換アダプターを介してα7Rに装着して撮ると、昼間絞って光の方向を確かめながら撮ると味わいある絵が撮れる。それより何よりこのコンパクトさが被写体に対して優しいのが良い。
でも空気感楽しむなら、やっぱこれかぁ〜。またフィルム撮り始めようっと。
1月に続き2月もボウラー。こちらはイタリア・グエラ社製のファーフェルトのボウラーハット。イタリアと言えばボルサリーノなんだけれど、そこはちょっと高価過ぎる。私はグエラで十分。これをカジュアルな装いで被る。周りの目を気にしていたら、ハードタイプのハットは被れない。ラテン系の帽子は黄色人の頭の形でも既成品が被れる。
こんな感じで2月は行きます。
ペリカンのナイアガラ買って、ルボナーで買った万年筆ケースに入れてます。使う度に柔らかくなってきます。今度セーラーの名前入り万年筆作りました。