多車線の国道の赤信号で最前列でブレーキを踏んだ。隣にブイブイ言わせながらスバルWRXが並んだ。年甲斐もなくスタートダッシュの体感スピードが自慢なので勝負してみようかと考えてしまった。同じ2000ccで馬力は倍ある(ターボが付いているから)モンスターではあるけれど車重はマイ145の方が軽い。こっち本気で向こうは全然その気ないだろうから100mぐらいの距離は前をいけるかもと。青になってダッシュ、ボディの薄っぺらさを感じる軋みを感じながらアクセルを踏み込むと体感だけはゼロヨンモンスター。でも〜あれれぇ〜一瞬にして勝負は決した。数秒後WRXは遥か先を加速しながら消えていった。やはり145のスピード感は体感だけだったのか。でもそれが病みつきになる可愛い奴。
先週明石を散歩していたら珍しくアルファ145を発見し嬉しくなった。本当にここのところ見なくなったなぁ〜。
後期型なので2000年以降で私の前期型より新しいのに、フロントのエンブレムが剥げてる。珍しく同じ車と出会えて嬉しかったけれどこれはいけません、アルファロメオのオーラが消えてしまうと私は思う。このエンブレムさえ綺麗であればどんなにアルファレッドの塗装が変色していても、誇り高きアルファロメオで居続けられると思うボンジョルノです。
それにしてもこの車にはアルファロメオとクワドリフォリオのマークが過剰に目立つ。その訴えるような思いが切なく感じる。
クワドリフォリオ(四つ葉のクローバー)はアルファロメオのスポーツ心を象徴する証。フェラーリの創業者がまだアルファロメオのレーサーだった頃、レース前に貴婦人から四つ葉のクローバーをもらったという逸話から生まれたクワドリフォリオマーク。
シートのファブリックにもアルファロメオの文字の羅列。これはそうない自己主張。
フロントだけでなくどのガラスにもアルファのエンブレム。アルファロメオ156をこよなく愛するル・ボナーのお客様のフロントガラスが飛び石で割れてしまった。交換修理に出したらこのエンブレムが付いていないフロントガラスだったと嘆いておられたのを思い出す。
現行のアルミホイールの色付きアルファマークよりこの方が。
カセットデッキの蓋にも。
こんなところにも。
ハンドル中央はどの車もあるけれど、この素敵なエンブレム下のレザー風ビニールは縮んで縁は剥がれ始めている。
ペダルにまで付いてる。この左端のクラッチペダルがグラグラになり部品入手まで1ヶ月半。
ここまで自己主張しなくてもこの車の魅力は重々感じている。ポンコツだけど憎めない大人の玩具。この数ヶ月アクシデントが連続したけれど、その事で逆により強い愛着を感じるのでありました。車を移動の道具と思わなければこんな面白い車はそうない。
こんにちは。店頭在庫について教えてください。
プティトートとコンフェッティはありますか?
また、あれば何色があるか教ええて下さい。
宜しくお願いいたします。